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藤堂「2Dプリンターズ」に出展、栃木県立美術館

藤堂「2Dプリンターズ」に出展、栃木県立美術館

2017/08/06

藤堂は2017年7月15日[土]から9月18日[月・祝]まで栃木県立美術館で開催される「2Dプリンターズ」に参加いたします。

21世紀の今日において最新技術である3Dプリンターが医療や社会システムなどの直接的社会有用性から注目を集めている一方、美術において「プリンター」は版画や写真などのいわゆるプリント芸術や複製芸術をも連想させます。さらに芸術作品は一般には自律的であり、一般的な意味での「有用性のないもの」と古典的美学はとらえてきました。このような状況で、本展ではあらためて美術の有用性に着目します。21世紀の今日もなおこのような自律的価値が有用なのか、あるいは批評性をもった社会的価値こそが有用なのかを、写真、版画、映像、印刷物などの複製技術と絵画、ドローイング、彫刻など約200点における手わざとを比較展観しながら、美術の面白さと恐ろしさとともに考察します。

藤堂は本展において、初めて扱うモチーフとなる、本物の真珠を複数制作し出展しております。本来真珠は貝の体内で複製的につくられていくものですが、藤堂は震災の地となった福島県南相馬市の石を丸く加工し、そこから真珠を生成しました。一見ただ綺麗で複製された真珠に採られた場所の重みが加わった時、社会的に大きな意味を持ってきます。今後は広島や長崎、沖縄などの素材での展開も思案中とのこと、藤堂の新しい展開をぜひご高覧ください。

2Dプリンターズ
芸術:世界の承認をめぐる闘争について

栃木県立美術館

開館時間: 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日(ただし7月18日と9月18日は開館)、7月19日(火)
観覧料: 一般800(700)円、大高生500(400)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金

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