ニュースNews

浅見貴子 日経日本画大賞展 大賞受賞

浅見貴子 日経日本画大賞展 大賞受賞

2018/04/24

次代の美術界を担う新進気鋭の日本画家を表彰する「第7回 東山魁夷記念 日経日本画大賞」にて、
浅見貴子による「桜木影向図(さくらぎようごうず)」が大賞を受賞しました。

作家は「大賞受賞の知らせは、思いも寄らなかった」そうですが、「日本画の水墨にも岩絵具にも、まだまだ新しい表現の可能性があると思う。樹木のそばに立った時、その木の存在や風のざわめきを感じるのと同じように、作品の前で、きらきらした光や風やエネルギーを感じてもらえたら、うれしい」と話しています。
また、審査委員長の高階秀爾氏によれば、「従来の(紙の裏から描くという)やり方にいっそう磨きがかけられたのみならず、かつては画面いっぱいを占めていた主要モティーフを中央に配して左右に大きく空間を広げ、全面に清冽な気韻を響かせた優れた構成力が高く評価された。」という。

浅見貴子の作品・プロフィールに関してはこちらをご覧ください。

大賞を含む入選作全24点を紹介する「第7回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展」が5月18日から東京・上野の森美術館で開催されます。
独自の発想や様々な表現技法で日本画の次代を切り拓く意欲作を是非ご覧ください。

第7回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展

2018年5月18日(金)~ 5月28日(月) 上野の森美術館

開館時間:午前10時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)*会期中無休
会場:上野の森美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2
入館料:一般500円、大学生300円
*高校生以下無料
*20名以上の団体は各100円引き
*障害者手帳を持参の方とその付添の方1名は無料
主催:日本経済新聞社
協力:日本通運

image: 桜木影向図、265 x 570 cm、墨、顔料、パネルに白麻紙

トップに戻る