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榎 忠Chu Enoki1944-
榎 忠Chu Enoki1944-
1944年香川県生まれ。金属加工の仕事の傍ら制作を行ってきた。日本人ならではの細かなデティールへこだわりが感じられる。一方で銃器など物量とモチーフの迫力を強調した大胆な作品からは、平和な日本のイメージと裏腹に日本独特のポップカルチャーや信仰の文脈を感じさせ、唯一無二の彫刻表現を獲得している。
- 略歴
- 1944 香川県善通寺市に生まれる
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- 主な個展
- 1965年 二紀展出品(~1969)
1968年 個展「生成」(神戸・ギャラリー新光)
1970年 "グループZERO"結成・二紀会脱会
ZERO展 日本列島への提案(神戸・さんちか広場68名)
1971年 ZERO 虹の革命 イベント(神戸市内150名)
ZEROよりヨーロッパ派遣
ZERO展 現象としての人間研究所(神戸・さんちかギャラリー19名)
1972年 大砲制作・各地においてイベント“Cannons”
グループZEROからJAPAN.KOBE.ZEROへ改名
JAPAN.KOBE.ZERO展 解体と再生(大阪・信濃橋画廊4名)
白い布 400m2のハプニング(J.K.ZERO・神戸)
J.K.ZERO 平面展(神戸・さんちかギャラリー18名)
1973年 京都アンデパンダン展 人間狩機(J.K.ZERO11名)
J.K.ZEROイメージの箱 イベント(神戸市内23名)
京都ビエンナーレ 集団による美術(J.K.ZERO17名)
個展 yellow angels オートバイによる野外展(神戸市道)
1974年 J.K.ZERO展(兵庫県民会館30名)
個展 UFO展(神戸・サンプラザ「パール」、京都・ギャラリー16)
1975年 アートナウ’75 TREE(J.K.ZERO16名、兵庫県立近代美術館)
仮称EXIHIBISM 方法から方法へ(J.K.ZERO12名、神奈川県民ギャラリー)
1976年 J.K.ZERO展 HARVEST(大阪・信濃橋画廊+兵庫県氷上郡7名)
J.K.ZERO脱退
1977年 個展 EVERYDAY LIFE MULTI展(神戸・自宅)
第6回ドクメンタ展 フェイス・ワーク イベント(ドイツ・カッセル)
ハンガリー国にハンガリ(半刈)で行く(ブタペスト、デブレツェン)
1979年 アートナウ’79 LSDF(大砲)(兵庫県立近代美術館)
個展 BAR ROSE CHU展 パフォーマンス(神戸・東門画廊)
1981年 ポートピアユ81 スペースロブスターPユ81出品(神戸・神戸博「テーマ館」)
1982年 個展 U235Pu239 原子爆弾(神戸・大西ビル地下)
1983年 個展 U235Pu239 LSDF展(大阪・靭ギャラリー)
1985年 個展 2・3・7・8TCDD PROPAGATION展(神戸・喫茶スズヤ)
1986年 モニュメント AMAMAMA(尼崎・スポーツセンター記念公園)
神戸現代アートフェスティバル’86(神戸・さんちか広場)
1990年 個展 地球の皮膚を剥ぐ(神戸・学園都市)
1991年 セブンアーティスト 現代日本美術展・CARTRIDGE
(アメリカ・サンタモニカ美術館、ポーランド美術館、ニューオリンズ美術センター、メキシコ・タマヨ美術館)
芸術と日常―反芸術/汎芸術(大阪・国立国際美術館)
1992年 セブンアーティスト 今日の日本美術帰国展(名古屋市美術館)
個展 薬莢(神戸・ギャラリーミウラ)
1994年 関西の美術1950-1970(兵庫県立近代美術館)
個展 GUILLOTINE1250<ギロチンシャー>(神戸・JR神戸駅高架下no.50)
舞台美術「葵上」 東仲一矩フラメンコ舞踏(神戸文化ホール)
1995年 個展 GUILLOTINE(大阪・集雅堂ギャラリー)
名古屋コンテンポラリーアートフェア(名古屋市民ギャラリー)
1996年 神戸招待現代美術展(神戸・NAGATA-Pb)
さよなら同潤会代官山アパート展 「再生と記憶」(同潤会代官山アパート)
PICO2SHOW チンピョロアート展(東京・小山登美夫ギャラリー)
1997年 発信する現代美術 hyogo art week in tokyo(東京・新宿パークタワー)
表出する大地展(広島市現代美術館)
1998年 K.C.A.L 植松奎二 榎忠 曽我孝司 崔石鎬(尼崎・キリンギャラリー)
1999年 舞台美術「寓の木星」 鶴岡大歩演出(芦屋・ルナホール)
モニュメント SPORE-GO(神戸・HAT灘浜)
個展 KYOTO ART MAP「榎忠のEVERYDAY LIFE」(京都・ギャラリー16)
個展 JUST NOW「lead-Pb鉛」(K・C・A・L キリン尼崎)
2000年 震災と美術「1.17から生まれたもの」NAGATA-Pb(兵庫県立近代美術館)
舞台美術 Ausenciia「葵上」東仲一矩フラメンコ舞踏(芦屋・ルナホール)
空き地「秘密基地」―You’re on call at the “HUSH-HUSH“(豊田市美術館)
個展 PLAYSTATION(神戸・GustHouse+Mokuba)
2001年 個展 MADE IN KOBE(名古屋・中京大学アートギャラリーCスクエア)
2002年 個展 MADE IN KOBE―LSDF(京都・京都精華大学ギャラリーフロール)
2003年 「未来予想図/私の人生☆劇場」 CORRIDOR-AK-47 (兵庫県立美術館)
2004年 BIWAKOビエンナーレ’04「QUANTUM LEAP」-妄想の序曲(近江八幡・蔵)
2005年 「痕跡――戦後美術における身体と思考」(東京国立近代美術館、京都国立近代美術館)
2006年 個展「その男、榎忠」 (大阪・KPOキリンプラザ大阪)
現代美術と子供をテーマにしたコレクション展「秘密基地」(豊田市美術館)
個展「Everyday Life/Art」 (ノマル・プロジェクトスペース/大阪)
2007年 「ギュウとチュウ― 篠原有司男と榎忠―」(豊田市美術館/愛知)
「感情の強盗」(横浜BankART Studio NYK)
「六本木クロッシング2007 日本の新しい展望」(森美術館/東京)
2008年 「饗宴 シンポシオン」(アート・スペース其の延長/京都)
(株)森精機製作所 企業TVCM「この世界に、精密な部品を。」(2008.10~2009.3)
個展「この男、危険」榎忠展(札幌宮の森美術館/札幌)
第32回 井植文化賞受賞
FIX!MIX!MAX!2展「現代アートのフロントライン」(札幌宮の森美術館/札幌)
2009年 Reborn展(ギャラリーノマル/大阪)
神戸ビエンナーレ2009(神戸海上アート(ドルフィン)/神戸)
「LINK―しなやかな逸脱」神戸ビエンナーレ2009(兵庫県立美術館)
平成21年度 神戸市文化賞受賞
2010年 個展「榎忠 HAZ展」[Heat Affected Zone] (HAZ/芦屋)
1日だけの展覧会「ハガキ」(信濃橋画廊/大阪)
2011年 「鉄に挑む熱き男たち」(BBプラザ美術館(シマブン)/神戸)
個展「榎忠展」(兵庫県立美術館)
2012年 「第一回 C.A.J アーティスト イン レジデンス 篠原有司男・榎忠展」(埼玉県立近代美術館 地下一階ギャラリー/埼玉)
「Opening ceremony SALUTE C2H2 de SHUKUHO」(祝砲酒造資料館/和歌山)
個展「誰がために大砲は鳴る」(CAPSULE、SUNDAY/東京)
「代官山アートストリート NOT AUTHORITY, BUT ART. 常識に尻を向けろ。」(代官山 旧山手通り周辺施設/東京)
今井祝雄キュレーション「再生/メード・イン・ジャパン」(KUNST ARZT/京都)
KIITO : OPENING EVENT オープニングセレモニー「榎忠 祝砲パフォーマンス × 三田村管打団?」
(KIITO デザイン・クリエイティブセンター神戸)
札幌宮の森美術館グランドオープン オープニング・イベント「榎忠/祝砲パフォーマンス」「Bar Rose Chu MIYANOMORI」
(札幌宮の森美術館/札幌)
2013年 兵庫県立ものづくり大学校オープニング式典 祝砲パフォーマンス(兵庫県立ものづくり大学校/姫路)
舞台美術 劇団態変第58回公演「ミズスマシ」(AI・HALL/伊丹)
春の歓び!かみのとアート回廊 みなとの作家展「榎忠「大いなる祝砲」披露」(神戸波止場町 TEN×TEN/神戸)
榎忠×米田定蔵「記憶の記録 ~大地のエネルギー~」(アート空間#161/神戸)
紺綬褒章受賞
2014年 個展「PATRONE-35」(Port Gallery T/大阪)
「Favorite Books (59名の“Favorite”展)」(Gallery Nomart/大阪)
個展「LSDF-014」(山本現代/東京)
「震災から20年 震災 記憶 美術」(BBプラザ美術館(シマブン)/神戸)
2015年 個展「Chu Enoki: Enoki Chu」(white rainbow/ロンドン)
「國府理の仕事と仲間たち」(ARTCOURT Gallery/大阪)
高野山開創1200年特別企画展「いのちの交響」(高野山総本山金剛峯寺内/和歌山) - もっと見る