袴田　京太朗Kyotaro Hakamata1963-

1963年静岡県生まれ。ベニヤ板やプラスティック、電気コードなどを用いた、ダイナミックかつユーモラスで斬新な作品は、視覚的なフォルムや造形を優位に置く西洋の彫刻家とは異なり、「間」あるいは表面とモチーフと素材の不思議なバランス感覚を持っていることを感じさせる。袴田は彫刻の表面と不可視の内部との関係性を問うことに興味があると言う。

主な個展

2016年　袴田京太朗 悲劇、その他（MA2 Gallery, 東京）
2014年　袴田京太朗展－人と煙、その他－（平塚市美術館, 神奈川）
2012年　扮する人（MA2 Gallery, 東京）
　　　　布袋と葡萄（AISHO MIURA ARTS, 東京）
2011年　Shizubi Project 1「人と煙と消えるかたち 袴田京太朗」（静岡市美術館, 静岡）
2010年　人と毛布と熊と粘土（日本橋高島屋美術画廊X, 東京）
2009年　変成態 – リアルな現代の物質性 vol.5（ギャラリーαM, 東京） [’02]
　　　　袴田京太朗展（コバヤシ画廊, 東京） [’07, ‘06]
2008-09年　公開制作44 1000層（府中市美術館, 東京）
2007年　花と煙と人（ギャラリーエム, 愛知）
2005年　家村珠代連続企画 ”ひとり”vol.1（ギャラリーMAKI, 東京）
2002年　Blank（ギャラリーGAN，東京） [’00]
1999年　袴田京太朗展（ヒルサイドフォーラム，東京）

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主なグループ展

2013年　六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2013（高山植物園, 神戸・兵庫）
　　　　ミニマル／ポスト ミニマル 1970年代以降の絵画と彫刻（宇都宮美術館, 茨城）
2012年　色めく彫刻ーよみがえる美意識（群馬県立館林美術館, 群馬）
　　　　Relation: 継がれるものー語りえぬもの（武蔵野美術大学美術館, 東京）
　　　　Melting Zone（アートコートギャラリー, 大阪）
2011年　うつしみ　木下晋×袴田京太朗（MA2 Gallery, 東京）
　　　　As Long As Rainbow Lasts（SOKA Art Center, 台北）
　　　　OAP彫刻の小径2012 human/humor（OAP公開緑地内, 大阪）
2010年　椿会展 Trans-Figurative（資生堂ギャラリー, 東京） [’09, ‘08, ‘07]
2009年　ミマクルーミラクル 夏休み子ども美術館（府中市美術館, 東京）
　　　　ドローイング – 思考する手のちから（武蔵野美術大学gFAL, 東京）
2006年　アートプログラム青梅2006 – 緑化する感性（旧青梅織物工業共同組合 SAKURA FACTORY, 東京）
2004年　FLAG SHIP 2004（東京国際フォーラムエキジビションスペース, 東京）
　　　　memento mori（法然院講堂, 京都）
2003年　第18回平行芸術展〈あざやか〉の構造（小原流会館エスパスOHARA, 東京）
　　　　大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003（十日町市GSIクレオス, 新潟） [’00]
2002年　東日本 – 彫刻39の造形美（東京ステーションギャラリー, 東京）
2001年　第19回現代日本彫刻展（宇部市野外彫刻美術館, 山口）
　　　　未来を担う美術家たち『DOMANI・明日』展2001（安田火災東郷青児美術館, 東京）
　　　　プラスチックの時代 – 美術とデザイン – （埼玉県立近代美術館, 埼玉）
1998年　アート/生態系 – 美術表現の『自然』と『制作』（宇都宮美術館, 栃木）
　　　　VOCA’98現代美術の展望 – 新しい平面の作家たち（上野の森美術館, 東京）

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コレクション/パブリックアート

宇都宮美術館、佐久市立近代美術館、横浜美術館、資生堂アートハウス、ファーレ立川、渋谷 エクセルホテル東急、コンラッド東京

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