展覧会Exhibition

内倉 ひとみ 個展「Lumière」
《Lumière》(部分) 紙、切り抜き、エンボス 栃木県立美術館(2012)

  • 内倉 ひとみ 個展「Lumière」

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内倉 ひとみ 個展「Lumière」

2022年9月2日(金)- 25日(日)

光をテーマに鏡やレンズ、紙を素材とした作品で知られる内倉ひとみは、高校で日本画を習い、大学では日本画の大家 加山又造に師事、大学院では現代美術に転向し「もの派」を代表する李禹煥(リ・ウーファン)の元で学びました。
大学院を卒業後、順調に作家活動を重ねていくものの、他者とは異なる表現を追うことで得られていたオリジナリティに疑問を抱き、改めて自己と向き合い真のオリジナリティの探求を決め、脱構築していく中でもう何も描けなくなり作家としての活動を諦めた時に「光」が見えたといいます。それ以降、彼女の作品テーマは「光」となり、その表現は作家の恣意性が薄れ、自身の見た世界をそのまま鑑賞者に提示するようなものに変化していきます。自分のオリジナルを作ろうとして辿り着いた先は、外に開かれた自分の姿でした。
近年はベルリンやパリなどヨーロッパを中心に制作・作品発表を行い現地で高い評価を受けてきた内倉ですが、コロナ禍で那須に拠点を移して制作を続けています。

アートフロントギャラリーの展示では、作家が「光」をテーマに様々な手法と素材で作品表現を試みてきたきた足跡をたどれるものとなっており、作家の仕事の現在地を知ることができます。
作家は自身の作品にこうコメントしています。
「作品Lumièreの光と人の体内に潜む光の粒が呼応する。人の光は輝きを取り戻し、活性する。体内の光を呼びおこす=生(=一瞬)が輝く」。

内倉ひとみのアートフロントギャラリーでの初個展をぜひご高覧賜りますよう、ご取材・ご掲載等、よろしくお願い申し上げます。

■略歴
1956 鹿児島県に生まれる
1982 多摩美術大学院芸術研究科絵画科日本画専攻修了

■受賞・アートプログラム
2011 フランスカタルーニア アルルスルテック村より招聘 助成, 野村財団
2007 ふじみ野駅前モニュメント準大賞(埼玉)
2006 アーティストインレジデンス、シテインターナショナルデザールより招聘
2003~4 文化庁海外派遣研修生としてパリに滞在
2000 「Angel Dew-天使のみずのみ」設置、霧島アートの森 (鹿児島)
1988 第1回「サンバースト空間アート大賞展」準大賞、日の丸自動車学校 (東京)
1985 渋谷丸井本店壁画制作 (東京)

■近年の個展
2018 「リュミエール」セミヨンコンテンポラリー (ベルリン ドイツ)
2015 「光•彩 リュミエール」シュンアートギャラリー (上海 中国)
2013 「内倉ひとみ」 ガレリエ ディュツコ (パリ フランス)
2012 「リュミエール」日独センター (ベルリン ドイツ)

■近年の主なグループ展
2022 「雲をつかむ」原美術館ARC (群馬)
2021 「XxX」セミヨンコンテンポラリー10周年記念展 (ベルリン ドイツ)
2020 「競演―永徳・探幽・応挙」ハラミュージアムアーク観海庵 (群馬)
「クリスト/内倉ひとみ」ハラミュージアムアーク Shop@Cafe (群馬)
2018 「フランス•ジャポン」ガレリエディユツコ (パリ フランス)
2017 「光と影」ウォーターギャラリー (ベルリン ドイツ)
「変質する紙 / 穴を開ける•切る•折る」セミヨンコンテンポラリー (ベルリン ドイツ)
2016 「出会い-1930年から今日まで」ディユツコギャラリーロンドン (イギリス)
2015 「影と光」ガレリエディユツコ (パリ フランス) 
「オープンアトリエ」アトリエパンツァーハーレ (ポツダム ドイツ) 
2014 「原美術館35周年記念展」原美術館 (東京)
2013 「かかわりのアート」霧島アートの森 (鹿児島)
2012 「高田賢三—日本についての確かなまなざし」ガレリエディユツコ (パリ フランス)
「光あれ」栃木県立美術館 (宇都宮)

■パブリックコレクション
都城市立美術館(宮崎)、原美術館(東京)、霧島アートの森(鹿児島)、ワコールアートセンター(東京) 

日程 2022年9月2日(金)- 25日(日)
営業時間 水~金 12:00 - 19:00 / 土日 11:00 - 17:00
休廊日 月曜、火曜日

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