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瀬戸内国際芸術祭開幕 男木島で村山悟郎が滞在制作

瀬戸内国際芸術祭開幕 男木島で村山悟郎が滞在制作

2022/04/14

瀬戸内国際芸術祭春会期(4月14日-5月18日)が開幕。参加作品を村山悟郎が男木島で制作した。築90年を超える古民家、浜口邸を舞台に2週間余り滞在し、前回の芸術祭に続いて新たな展示が加えられた。

「男木島固有の時間性がある。島の地勢と太陽と2時間おきに往来するフェリーによって緩やかにかつ厳格に流れる時間、それを着想の出発地点にして、築90年超の建物空間と、作者自身の滞在制作の時間経過、そして植物/樹木や貝殻はそれぞれの成長過程と共にみずからの身体にライフログとして固有の時間を構造化する生体であり、これらの固有の時間が連動しながら生成する場をつくる試みです。」と村山さん。

有機的な連続パターンが壁に広がる2階部分、またかつてこの家の床の間に使われていた地板を利用した、植物をモチーフとした作品を1階部分に展示。絶えず生成と分解をくりかえす生命とその時間を感じられる世界をぜひ体験してください。

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