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dialogue : 椛田ちひろ 公開制作レポート 2012/11/1

  • dialogue : 椛田ちひろ 公開制作レポート 2012/11/1

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dialogue : 椛田ちひろ 公開制作レポート 2012/11/1


アートフロントギャラリーでは現在、椛田ちひろ「世界は鏡を通過する」展を開催しています。


10月29日より10月31日までインスタレーション作品の公開制作を行いました。
外から見えるギャラリースペースでの公開制作風景の様子をレポートします。

設営スペースには、大量のテープが詰まれていました。全ての長さを足すとおよそ300kmもある銀色のテープです。
これを手で一本一本張ってゆくことになります。

空間全体を使って制作する今回の大型展示。
木材を壁の数箇所に打ちつけ、そこにテープを取り付けていきます。
まるでテープが線のようになり、様々な方向に伸びていきます。


反射するテープは、その周囲や見る側を映す鏡のような役割をします。
しかし、ねじれたり、しわができたり鏡よりずっと複雑な見え方がします。
人の動き、視点によって光り方や映るものも変わり、テープは様々な表情を持つように思えます。壁と床を満たし、完成に近づいてゆきます。 
 

今回の展覧会は普段使うボールペンだけでなく鏡など風景を映しだす新作が並び、見ごたえある内容となっています。
公開制作を経て作品はレセプションに合わせて一度完成しました。
作品を見ながら、まだ会期中に手を加えていくかもしれないと椛田は言います。
新しい素材に取り組みながら常に意欲的に前進してゆく作家の姿をまだまだご覧いただけるかもしれません。

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