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dialogue : 椛田ちひろ 展覧会に向けて 2012/10/19

  • dialogue : 椛田ちひろ 展覧会に向けて 2012/10/19

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dialogue : 椛田ちひろ 展覧会に向けて 2012/10/19

昨年に引き続き、椛田ちひろの新作個展「世界は鏡を通過する」を開催します。

先日、本展のリーフレットに載せる画像撮影の際、ギャラリーの壁を用いてインスタレーション作品のテストを行いました。

始めの段階では、壁に何箇所かピンをさしてワイヤーをかけ、そこに光を反射するテープをかけることを試みました。周りの空間や光の反射がテープの表面に色々な線やパターンを見せていきます。
光るテープはテープという物質間を持たず、むしろ周囲の風景をそこに映しだす鏡のような印象です。このテープが単に壁にとめてゆくだけでなく、実際には空間の中に張り出して線のような鏡で立体空間を構成するインスタレーションになります。


「世界は鏡を通過する」展に際し、展覧会リーフレットには、横浜美術館の主任学芸員である木村絵里子氏が「かたちの後に残るもの」と題して寄稿して頂いた文章を載せています。



今回の個展では、ギャラリーの2箇所あるスペースのうちショーウィンドーのスペースにて、実際に絵の中に入って体感できる作品を展示します。去年の展覧会「目をあけたまま閉じる」にお越しいただいた方もそうでない方も、椛田作品の新たな作品展開を本展にてご覧ください。

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