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竹中美幸 クインテットIV - 五つ星の作家たち- 展 @損保ジャパン日本興亜美術館

竹中美幸 クインテットIV - 五つ星の作家たち- 展 @損保ジャパン日本興亜美術館

2018/01/15

竹中美幸が損保ジャパン日本興亜美術館にて現在開催中の「クインテットIV - 五つ星の作家たち- 」展に出展しています。
是非、ご高覧ください。

クインテットIV - 五つ星の作家たち-
■会期:2018年1月13日(土)~ 2月18日(日)
■休館日:月曜日(ただし2月12日は開館、翌13日も開館)
■会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
    〒160-8338新宿区西新宿1-26-1損保ジャパン日本興亜本社ビル42階
■開館時間:午前10時-午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
■観覧料:一般_600円(500円)、大・高校生_400円(300円)、中学生以下_無料 ※( )内は20名以上の団体料金 および前売り料金

クインテットIV展は、「クインテット」(五重奏)と題し、継続的な作品発表実績があり、将来有望な5人の中堅作家たちを紹介するシリーズ企画第4 弾です。青木恵美子、竹中美幸、田中みぎわ、船井美佐、室井公美子の近作・新作約80点を展示します。
第1 回、第2 回は「風景」、第3 回は「自然」、第4 回の本展テーマは「具象と抽象の狭間」です。ポール・ゴーギャンは「芸術とはひとつの抽象なのだ」と言明し、絵画に思想・哲学的要素を取り入れました。5人の作家たちは、ゴーギャンの革新性を無意識に踏襲し、理知的な線と感覚的な色彩とを組合せ、世界を写すことと自己を表出する振幅の中で制作しています。
私たちと同時代に制作された、手法と環境も異なる5 人の作品を見ることは、「時代精神」に立ち会うことにほかなりません。具象と抽象の狭間の深い闇の中で光を求めて彷徨い続けているのが現代作家たちであり、私たち自身でもあるのです。絵画の前に佇むことで、私たちの心に奏でられる五重奏は、爽やかな「残響」としてしばらく留まることでしょう。

また、アートフロントギャラリーでは3月に竹中美幸の5年ぶりの個展を開催いたします。
2013年より続けてきたフイルムシリーズを展開予定。フイルムに恣意的に光を露光することで色を与え、それを複数の層として重ねることで見えないはずの光、あるいは光によって初めて見えるようになるはずの何かをフイルムという物体を通して可視化します。とりわけ今作は、竹中の実家が引っ越しに伴う建て壊しになった経験を元に、これまで長く家にあったランプやカーテンなどの家財を直にフィルムに露光させています。光や影を一貫して表現してきた竹中が自身の記憶や体験を表象する、新たな展開がみられる次回展にどうぞご期待ください。

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