展覧会Exhibition
Prospect
2023 年8月27日(日)- 10月1日(日)
アートフロントギャラリーでは、今年開催される奥能登国際芸術祭2023に先駆けて南条嘉毅がキュレーション・演出を手掛けた芸術祭の主要施設「スズ・シアター・ミュージアム」より3人の作家(南条嘉毅、竹中美幸、久野彩子)を選出したグループ展を行います。
日程 | 2023 年8月27日(日)- 10月1日(日) |
---|---|
営業時間 | 水~金 12:00 - 19:00 / 土日 11:00 - 17:00 |
休廊日 | 月曜日、火曜日 |
レセプション | 8月27日(日) 16:00 - 18:30 |
本展は、芸術祭をきっかけに集まった作家がどのようにその地域を捉え、可能性を見出していったのか、その後のそれぞれの制作にどのような影響を与えているのか、新たな視線を感じられる展覧となります。
南条嘉毅はかつて土を使った絵画を描く作品を作っていましたが、芸術祭を機会に表現方法が拡張していきました。現在は、空間構成に光と音を加えた演劇性のあるインスタレーションを主にしています。本展ではインスタレーションを通して試みてきた時間表現を古い家具を用いた立体作品として発表します。
南条嘉毅はかつて土を使った絵画を描く作品を作っていましたが、芸術祭を機会に表現方法が拡張していきました。現在は、空間構成に光と音を加えた演劇性のあるインスタレーションを主にしています。本展ではインスタレーションを通して試みてきた時間表現を古い家具を用いた立体作品として発表します。

竹中美幸《影》
竹中美幸は樹脂やフィルムといった透明素材を通した光を主な材料として表現をする作家です。今話題の歌舞伎町タワーではシネマ座の空間を彩るメイン作品を担当しました。珠洲では、ディレクター北川フラムの「大蔵ざらえ」を機に、あるお宅から出てきた日記や手紙をもとに、かつて珠洲に実在した個人の視点をフィルターとして現在の珠洲を眺めながら、ある家の記憶を作品化しました。今回は、その当時に出会った記録写真や民具の影を35mmフィルムに焼き付けることで、物のそれぞれ背後にあるみえない小さな物語と共にフィルムに記録する作品を作ります。

久野彩子 参考作品
久野彩子は細密鋳造という工芸の技術を用い都市風景を想起させる彫刻を作る作家です。普段は、小さな彫刻作品や、ジュエリーなどをその主戦場としてきましたが、奥能登への参加を機会に既存のファウンドオブジェクトとの融合を試み空間的な表現が可能となりました。今回は奥能登で見つけた壊れた古道具の欠けた部分を、持ち主の記憶を大切にしながら細かな金属で再生していきます。
会期中、珠洲では奥能登国際芸術祭2023(9/23-11/12)が開催され、それぞれの作品は奥能登と関係性をより強固にし、珠洲・代官山の両作品を鑑賞することで、より奥能登の空気感を味わうことができます。
ぜひまずは代官山にて珠洲の空気を反映した作品群をお楽しみください。
関連ニュース









































