竹と和紙で組まれた立体作品。周囲には無数の天使の羽がついた椅子が吊るしてあります。
現場作業中の北山さん
北山さんが90年代から続けている死亡事故記事のドローイングに、ワークショップ参加者によって描かれたものも加え、壁一面を覆いつくす展示になっています。竹と和紙によって緻密に作られた作品本体の迫力はもちろんのこと、その周囲の壁面に敷き詰められた死亡記事のドローイングにも圧倒される作品となっています。
生きとし生けるもの、死してこの世を去ったものどちらものみこむような作家の熱い気持ちをご覧ください。
・マーリア・ヴィルッカラ「TIRAMI SU 3 : 私を持ち上げてーどうにかして」(2006)
設置完了直後の作品風景
たくさんの動物たちが30mほどのチューブの上を綱渡りしているかのようなユニークな作品です。
どんな動物がいるのでしょうか?そしてこの動物たちはどこへ向かっているのでしょう?
どうやら作家のかくされた意図があるようです。
青空の下で考えてみるのもいいかもしれません。
小さなお子さんも動物を指差して喜ぶような作品ですので、是非ご家族でご鑑賞ください。
・アルフレド&イザベル・アキリザン「ドリーム・ブランケット・プロジェクト」(2006)
今回の展示は2006年の展示作品とは少し異なる形状の展示になっています。ブランケットの間を通ると、左右から現地の方々の「夢」について語っている声が聞こえてくる不思議な空間に仕上がっています。
妻有に暮らす人々の夢とはどんなものでしょう?是非現地で体感してください!
過去の作品をご覧になった方も、そうでない方も楽しめる展示になっています。季節もよいので是非この機会に足をのばしてご覧になって下さい。