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田中信太郎 @ 市原湖畔美術館

田中信太郎 @ 市原湖畔美術館

2020/08/07

8月8日(土)より、千葉県の市原湖畔美術館にて 田中信太郎展「風景は垂直にやってくる」がスタートします。田中の作品を時代の変遷を追って、当時の写真や田中の言葉とともに紹介。それぞれの時代に田中がどのように考え、制作し、生きたかを伝えます。

また、本展の関連企画として、アートフロントギャラリーでも9月11日(金)より田中信太郎作品展 を開催します。どうぞご注目ください。

■田中信太郎展「風景は垂直にやってくる」
会期:2020年 8月8日(土)~10月18日(日)
会場:市原湖畔美術館(〒290-0554 千葉県市原市不入 75-1)

わずか19歳での鮮烈なデビューから79歳で亡くなるまでの60年間。田中信太郎のアーティスト人生は、1960年以降の日本の現代美術史そのものでした。読売アンデパンダン展で注目を集め、赤瀬川原平、篠原有司男らによるネオ・ダダイズム・オルガナイザーズに参加。やがて1968年に発表した「点・線・面」のミニマルな表現は、美術界のみならず、倉俣史朗をはじめとするデザイナー、建築家にも強いインパクトを与えました。そしてパリ・ ビエンナーレ、「人間と物質」展、ヴェネツィア・ビエンナーレ等の国際展で日本を代表するアーティストとして活躍。しかし、病床に倒れ、数年に及ぶ 闘病生活を経て、新たな表現形式による「風景は垂直にやってくる」をもって復活、精力的に制作活動を続けました。また、ブリヂストン本社、ファーレ立川、越後妻有、札幌ドーム等、数多くのコミッションワークも手がけ、その作品は日常の風景のなかで人々に親しまれました。
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