展覧会Exhibition
春爛漫 - ポップ&モダン
2019年3月29日(金) – 4月28日(日)
この度アートフロントギャラリーでは《春爛漫 – ポップ&モダン》展を開催致します。
【参加作家】
・金保洋 Hiroshi Kaneyasu(漆)
・神谷麻穂 Asaho Kamiya(陶)
・久野彩子 Ayako Kuno(真鍮/ブロンズ)
・三浦義広 Yoshihiro Miura(陶)
・中嶌真太 Shinta Nakajima(銅、銀メッキ)
・大槻智子 Satoko Ootsuki(陶磁)
・田村琢郎 Takuro Tamura(樹脂)
・塚田美登里 Midori Tsukada(ガラス)
・植葉香澄 Kasumi Ueba (陶)
・上田剛 Tsuyoshi Ueda(ブロンズ)
・植村宏木 Hiroki Uemura(ガラス)
・上野正夫 Masao Ueno(竹)
・横山翔平 Shohei Yokoyama(ガラス)
【参加作家】
・金保洋 Hiroshi Kaneyasu(漆)
・神谷麻穂 Asaho Kamiya(陶)
・久野彩子 Ayako Kuno(真鍮/ブロンズ)
・三浦義広 Yoshihiro Miura(陶)
・中嶌真太 Shinta Nakajima(銅、銀メッキ)
・大槻智子 Satoko Ootsuki(陶磁)
・田村琢郎 Takuro Tamura(樹脂)
・塚田美登里 Midori Tsukada(ガラス)
・植葉香澄 Kasumi Ueba (陶)
・上田剛 Tsuyoshi Ueda(ブロンズ)
・植村宏木 Hiroki Uemura(ガラス)
・上野正夫 Masao Ueno(竹)
・横山翔平 Shohei Yokoyama(ガラス)
日程 | 2019年3月29日(金) – 4月28日(日) |
---|---|
営業時間 | 11:00 - 19:00 (月、火休) |
レセプション | 2019年3月29日(金) 18:00-20:00 |
作家在廊日 | 4/13(土) :大槻智子 11:00-15:00 、 4/21(日):大槻智子a.m/横山翔平p.m. |
日本美術の特質の一つとして挙げられる「装飾性」「遊び心」は古くは縄文式土器に遡り、江戸期に隆盛をきわめた琳派の屏風ややきものに引き継がれました。その後明治期の工芸では輸出用の金工品や漆芸品が欧米の万国博で受賞を重ねるなど日本文化を発信してきました。その文脈を受け継ぎ、新たな時代の風を吹き込む作家が今日数多く活躍しています。
《春爛漫 ポップ&モダン》展では陶、ガラス、漆、竹などの最先端を一堂に集めます。素材のもつ力を最大限引き出す過程で、多くのアーティストが装飾性や諧謔性に加えて「自然」と向き合っています。自然界のかたちを模したり、生命のエネルギーを感じさせる造形を意図したり、それぞれの工夫を重ねています。本展には関西・北陸・関東エリアなどの、若手から巨匠まで13人の作家が参加し、独自の色合いや肌ざわりをもった作品を披露します。工芸の枠を超えた美の競演をお楽しみください。
1991年東京生まれ。「漆造形における形態と色彩の現われ」というテーマで物質的な観点から色彩と造形の関係を研究。ごつごつした塊の中から断片的に見える磨きぬかれた流線型の形の対比が小気味良く、日本の伝統的な漆芸から一歩飛び出した不思議な魅力を持つ。
1986年愛知生れ。「土から生まれる絵」をコンセプトに、様々な質感の陶土磁土を用いて自然や記憶の風景を創り出す。釉薬や金属での彩色や、低温での絵付けを繰り返すことで重層感のある表面となる。
■略歴
1986年 愛知県生まれ
2012年 金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科工芸専攻 修了
2013-15年 金沢美術工芸大学 実習助手
現在、高岡市にて制作
■主な展覧会
2012年 アートアワードトーキョー丸の内2012(行幸地下ギャラリー・東京)
2013年 神谷麻穂展―陶 いろはにほふ―(LIXILギャラリーガレリアセラミカ・東京)
神谷麻穂陶展―こはくの窓―(カフェ&ギャラリーミュゼ・石川)
2014年 上田剛 神谷麻穂 二人展(ギャラリー颯/石川)
神谷麻穂展(目黒陶芸館/三重)
神谷麻穂個展 ふなびと(金沢アートグミ/石川)
2015年 神谷麻穂 うつくしいうつわの物語展(三越銀座店/東京)
神谷麻穂うつわ展 天照らす 雨かおる(カフェ&ギャラリーミュゼ/石川)
2016年 ザプリンスギャラリー東京紀尾井町 レセプションカウンター壁面に作品展示
工芸の現在 第二回菊池寛実賞(菊池寛実記念 智美術館/東京)
2017年 神谷麻穂(Kamiya Asaho)展(目黒陶芸館/三重)
■主な受賞歴
2011年 第30回長三賞常滑陶芸展 入選
2012年 アートアワードトーキョー丸の内2012 シュウ ウエムラ賞
2014年 横浜アートコンペティション 審査員賞
1983年東京生れ。建造物が密集している都市空間の風景を主なモチーフとする金属作家。ロストワックス鋳造技法を用いて原型をシルバーや真鍮、ブロンズ等に置き換えたパーツを組み合わせて作品を制作。
1987年大分生れ。動物や鳥などの特徴をとらえた陶の作品を作り続けている。丸みを帯びたユーモラスな表情、古代人の動物の捉え方に似たアルカイックなかたちが幾何学形と重なる。
■略歴
1987 大分県生まれ
2008 鹿児島大学工学部建築学科 中退
2012 岡山県立大学大学院デザイン学研究科造形デザイン学専攻 修了
■主な個展
2017 三浦義広展 miuranimal (やかげ郷土美術館)
三浦義広 陶彫展 (岡山天満屋5階 画廊アートスペース)
2016 三浦義広作品展~いのちのかたち~(カフェ×アトリエZ 岡山市)
三浦義広展(廣榮堂雄鶏店 倉敷市)
■主なグループ展
2018 土と生きる-岡山ゆかりの現代作家- (備前市立備前焼ミュージアム)
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018 (新潟県十日町市・ナカゴグリーンパーク)
2017 備前細工物の きのう・きょう・あした (岡山天満屋 5階 美術画廊)
2015 CCC AWARDS 展(DAIKANYAMA T-SITE 蔦屋書店 ANJIN)
2014 牛窓・亜細亜芸術交流祭2014(瀬戸内市立美術館)
中国景徳鎮国際陶磁器博覧会 国際陶磁器特別展(中国江西省景徳鎮市)
■主な受賞歴
2013 第22回日本陶芸展 入選
2015 CCC AWARDS 2015 グランプリ受賞
2014 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅲ 佳作
中国景徳鎮国際陶磁器博覧会 国際陶磁器特別展(中国江西省景徳鎮市)
1989年東京生れ。金属の板を鎚でたたき、植物のタネや実などの形に少しずつ造りあげていく。瞑想的ともいえる反復作業と、生命を育む形を重ね合わせ、人々の原始の記憶に呼びかける作品を制作。
1979年神奈川生れ。轆轤成形した陶磁器の表面に主にレリーフ状の装飾を貼り付けて制作する。砂糖菓子のようなパステル色で生命を紡ぎだす作風だが、最近黒色を加点するなど新たな色彩パレットで厚みを加えている。
■略歴
2004年 陶芸教室アシスタント
2009年 独立・愛知県常滑市へ移住
2012年 神奈川県横浜市へ工房を移動
■主な受賞歴
2006年 ビアマグランカイ6 佳作賞
2007年 めし碗グランプリ スポンサー賞
2008年 土岐市織部の心作陶展 TOKI織部銅賞
第7回益子陶芸展 審査委員特別賞
1989年大阪府生まれ。田村は我々が普段気にすることなく見ている日常風景の間に介在する社会の矛盾や問題点をアイロニックに提示にする。日用品やときに動物の剥製を素材に卓越した造形技術を用いて造られる作品は挑発的で毒っ気がありながら、笑いを禁じ得ないユーモアに溢れている。
1978年京都生れ。キメラと呼ばれる動物の合体のような形に亀甲・七宝繋ぎ等日本古来の伝統文様が上絵で施され、器形や色が融合する独得の物語性を生み出す。友禅や兜などから着想しつつポップで現代的な作風で知られる。
■略歴
1978 京都市に生まれる
2001 京都市立芸術大学
美術学部陶磁器専攻卒業
2002 京都市工業試験場修了
2003 京都府陶工高等技術専門学校卒業
■主な展覧会
2017 ギャラリー器館 / 京都
サボア・ヴィーブル / 東京
山木美術 / 大阪
2016 ギャラリー数寄 / 愛知
2014 祇をん小西 / 京都
2012 高島屋日本橋 / 東京
2011 「REVALUE NIPPON PROJECT」中田英寿×植葉香澄×奈良美智コラボ(茨城県陶芸美術館)
2010 「メルボルンアートフェア2010 」(オーストラリア)
Take Action Foundation で奈良美智と共同制作(茨城県陶芸美術館)
2009 ギャラリー目黒陶芸館 / 三重
「装飾の力展」東京国立近代美術館工芸館
2008 「京都府美術工芸新鋭展2008京都工芸ビエンナーレ」京都文化博物館 / 京都
「パラミタ陶芸大賞展」パラミタミュージアム / 三重
■主な受賞歴
2011 京都府文化賞奨励賞
2012 京都市芸術新人賞
1972年岐阜生まれ。ガラスと金属箔を融合させ、独得の表情と色味を研究。熱と重力で導きだされた造形によって、自然の神秘やエネルギーを感性豊かに表現。金沢21世紀美術館やフィラデルフィア美術館(アメリカ)等国内外の美術館で多数所蔵されている。
1986年奈良生れ。鋳金技法、主に青銅の鋳造技法を用いて作品を制作する。金属素材の持つ潜在的な色や表情を引き出し、自然物に対する原初的な感覚を想起させるような作品制作を試みている。
■略歴
1986年 奈良県生まれ
2010年 金沢美術工芸大学工芸科 卒業
2012年 東京藝術大学美術工芸科 修了
■主な展覧会
2016年 『気鋭の若き工芸家たち』(日本アート評価保存協会 銀座)
とやま国際工芸シンポジウム とやまクラフト展(富山県民会館 富山市)
2015年 太閤山ビエンナーレ(射水市 富山)
金沢市工芸チャリティーオークション(21世紀美術館 金沢)
2014年 Brillia仲町台マンションエントランス作品制作
『高岡でイモノする人』(KOUGEIまつきち 金沢市)
『マルクトプラッツvol.7金属の音色』(松葉屋家具店 長野)
『二人展』(gallery颯 金沢)
『coolな茶道具展』(渋谷ヒカリエ)
2013年 イヴの茶会(旧中村邸 金沢市)
7回佐野ルネッサンス鋳金展 入選
第53回日本クラフト展 入選
2012年 東京藝術大学原田賞受賞
『イモノの景色』(東京藝大美術館陳列館 上野)
第52回日本クラフト展 入選
2011年 『NORA×拝借景』(NORA 表参道)
第6回佐野ルネッサンス鋳金展 奨励賞受賞
1990年北海道生まれ。硝子を素材として用い、身の周りに在る目には見えないが知覚している“もの”の可視化を試みる。場所や空間に漂う物質や人の内に秘められた気配や、時間の流れ、積み重なり、人の想いを表現する。
1949年長野生れ。竹林に囲まれたアトリエを持ち、竹を割る作業を毎シーズン行って得た素材を組み合わせて大型の作品を制作している。欧米豪州にて活動、シカゴのプリツカ―本部などの公共作品で知られる。
■略歴
1949年 長野県に生まれる
1972年 芝浦工業大学 建築学科を卒業
1977年 信州戸隠で78年まで伝統的な竹工芸を学ぶ
1979年 竹工芸家 本間一秋氏に師事し内弟子として80年まで新潟市と佐渡に滞在
1983年 竹工芸家 近藤昭作氏 の工房(東京)に勤務
■主な展覧
2017年 Pritzker Organizationの新しい本部にBamboo Shelterを委託製作
2015年 Metropolitan Museum of Manilaでインスタレーション
2014年 First Learning Center Cheek Wood Botanical Garden Nashville USA でインスタレーション
2012年 Artist in Residence Bambouseraie ( フランス)
2011年 Sainsbury Center for Visual Arts のBasketry展でEyeとCamelliaを設置 ( イギリス )
2009年 大分県立芸術会館の「竹のかたち展」に出品
2008年 オランダNational velchmuseumのEast Weave West展に出品
2006年 ボストン美術館の日本の現代竹工芸展に出品
2004年 Gallery of contemporary art Pancevo,Serbiaでセルビアの木を制作。(セルビア)
2003年 Bambus im alten Japan展 チューリッヒ大学民俗学博物館で招待作家として製作(スイス)
2000年 佐倉市美術館に「椿の頃」を設置(千葉県)
1999年 現代日本篭展 デュアン・リード・ギャラリーに出品 セント・ルイス(アメリカ)
国際現代篭展 クラフト・カウンシル・ギャラリーに出品 (ロンドン)
1998年 環境美術のビエンナーレARTE SELLA98 招待作家として「98個の繭」を製作(イタリア)
十和田ホテル玄関ホールに委託作品「十和田の自然を編む」を製作 (秋田県)
現代日本篭展 アーカンサス・アートセンターに出品 リトルロック(アメリカ)
1997年 千葉市コモード西千葉、野外アートプラザに委託作品「繭が浮かぶ」を制作
アート・エクスポ SOFA シカゴ に出品
1995年 欧州連合の文化都市展 招待作家として「桜のパゴダ」を制作 (ルクセンブルグ)
マンチェスター市美術館 委託作品「竹の弧」を制作 マンチェスター(イギリス)
1994年 緑の発見展で委託作品「木の葉のパゴダ」を制作 日比谷公園(東京都)
芸術と環境に関するシンポジウム、「リトラル」に参加 マンチェスター(イギリス)
1991年 現代日本美術展で東京都美術館、京都市美術館に出品
1990年 イギリス、グライズデール彫刻公園で野外彫刻、北極星と地軸を制作
1983年 銀座、史染抄ギャラリーで個展(東京)
■パブリックコレクション
Pritzker Organization Chicago
National Gallery of Victoria Melbourne
The Ruth & Sherman Lee Institute of Japanese Art(サンフランシスコ)
The Museum of Fine Arts in Huston.
The San Francisco Asian Art Museum
ボストン美術館
Grize dale sculpture park (イギリス )
Museo D'Arte Moderna e Contemporanea di Trento e Rovereto (イタリア )
墨田リバーサイドギャラリー
1985年岡山生まれ。熱を加えることで固体とも液体とも分類しがたい常に流動する物質へと変化するガラスを素材とし、「吹く」という単純な身体的動作によって成形する。素材の持つ躍動感と対峙し、制作された作品は力強い生命力を表現する。
《春爛漫 ポップ&モダン》展では陶、ガラス、漆、竹などの最先端を一堂に集めます。素材のもつ力を最大限引き出す過程で、多くのアーティストが装飾性や諧謔性に加えて「自然」と向き合っています。自然界のかたちを模したり、生命のエネルギーを感じさせる造形を意図したり、それぞれの工夫を重ねています。本展には関西・北陸・関東エリアなどの、若手から巨匠まで13人の作家が参加し、独自の色合いや肌ざわりをもった作品を披露します。工芸の枠を超えた美の競演をお楽しみください。
金保洋 Hiroshi Kaneyasu(漆)
1991年東京生まれ。「漆造形における形態と色彩の現われ」というテーマで物質的な観点から色彩と造形の関係を研究。ごつごつした塊の中から断片的に見える磨きぬかれた流線型の形の対比が小気味良く、日本の伝統的な漆芸から一歩飛び出した不思議な魅力を持つ。
神谷麻穂 Asaho Kamiya(陶)
1986年愛知生れ。「土から生まれる絵」をコンセプトに、様々な質感の陶土磁土を用いて自然や記憶の風景を創り出す。釉薬や金属での彩色や、低温での絵付けを繰り返すことで重層感のある表面となる。
■略歴
1986年 愛知県生まれ
2012年 金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科工芸専攻 修了
2013-15年 金沢美術工芸大学 実習助手
現在、高岡市にて制作
■主な展覧会
2012年 アートアワードトーキョー丸の内2012(行幸地下ギャラリー・東京)
2013年 神谷麻穂展―陶 いろはにほふ―(LIXILギャラリーガレリアセラミカ・東京)
神谷麻穂陶展―こはくの窓―(カフェ&ギャラリーミュゼ・石川)
2014年 上田剛 神谷麻穂 二人展(ギャラリー颯/石川)
神谷麻穂展(目黒陶芸館/三重)
神谷麻穂個展 ふなびと(金沢アートグミ/石川)
2015年 神谷麻穂 うつくしいうつわの物語展(三越銀座店/東京)
神谷麻穂うつわ展 天照らす 雨かおる(カフェ&ギャラリーミュゼ/石川)
2016年 ザプリンスギャラリー東京紀尾井町 レセプションカウンター壁面に作品展示
工芸の現在 第二回菊池寛実賞(菊池寛実記念 智美術館/東京)
2017年 神谷麻穂(Kamiya Asaho)展(目黒陶芸館/三重)
■主な受賞歴
2011年 第30回長三賞常滑陶芸展 入選
2012年 アートアワードトーキョー丸の内2012 シュウ ウエムラ賞
2014年 横浜アートコンペティション 審査員賞
久野彩子(真鍮/ブロンズ)
1983年東京生れ。建造物が密集している都市空間の風景を主なモチーフとする金属作家。ロストワックス鋳造技法を用いて原型をシルバーや真鍮、ブロンズ等に置き換えたパーツを組み合わせて作品を制作。
三浦義広(陶)
1987年大分生れ。動物や鳥などの特徴をとらえた陶の作品を作り続けている。丸みを帯びたユーモラスな表情、古代人の動物の捉え方に似たアルカイックなかたちが幾何学形と重なる。
■略歴
1987 大分県生まれ
2008 鹿児島大学工学部建築学科 中退
2012 岡山県立大学大学院デザイン学研究科造形デザイン学専攻 修了
■主な個展
2017 三浦義広展 miuranimal (やかげ郷土美術館)
三浦義広 陶彫展 (岡山天満屋5階 画廊アートスペース)
2016 三浦義広作品展~いのちのかたち~(カフェ×アトリエZ 岡山市)
三浦義広展(廣榮堂雄鶏店 倉敷市)
■主なグループ展
2018 土と生きる-岡山ゆかりの現代作家- (備前市立備前焼ミュージアム)
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018 (新潟県十日町市・ナカゴグリーンパーク)
2017 備前細工物の きのう・きょう・あした (岡山天満屋 5階 美術画廊)
2015 CCC AWARDS 展(DAIKANYAMA T-SITE 蔦屋書店 ANJIN)
2014 牛窓・亜細亜芸術交流祭2014(瀬戸内市立美術館)
中国景徳鎮国際陶磁器博覧会 国際陶磁器特別展(中国江西省景徳鎮市)
■主な受賞歴
2013 第22回日本陶芸展 入選
2015 CCC AWARDS 2015 グランプリ受賞
2014 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅲ 佳作
中国景徳鎮国際陶磁器博覧会 国際陶磁器特別展(中国江西省景徳鎮市)
中嶌真太(銅、銀メッキ)
1989年東京生れ。金属の板を鎚でたたき、植物のタネや実などの形に少しずつ造りあげていく。瞑想的ともいえる反復作業と、生命を育む形を重ね合わせ、人々の原始の記憶に呼びかける作品を制作。
大槻智子(陶磁)
1979年神奈川生れ。轆轤成形した陶磁器の表面に主にレリーフ状の装飾を貼り付けて制作する。砂糖菓子のようなパステル色で生命を紡ぎだす作風だが、最近黒色を加点するなど新たな色彩パレットで厚みを加えている。
■略歴
2004年 陶芸教室アシスタント
2009年 独立・愛知県常滑市へ移住
2012年 神奈川県横浜市へ工房を移動
■主な受賞歴
2006年 ビアマグランカイ6 佳作賞
2007年 めし碗グランプリ スポンサー賞
2008年 土岐市織部の心作陶展 TOKI織部銅賞
第7回益子陶芸展 審査委員特別賞
田村琢郎(樹脂)
1989年大阪府生まれ。田村は我々が普段気にすることなく見ている日常風景の間に介在する社会の矛盾や問題点をアイロニックに提示にする。日用品やときに動物の剥製を素材に卓越した造形技術を用いて造られる作品は挑発的で毒っ気がありながら、笑いを禁じ得ないユーモアに溢れている。
植葉香澄(陶)
1978年京都生れ。キメラと呼ばれる動物の合体のような形に亀甲・七宝繋ぎ等日本古来の伝統文様が上絵で施され、器形や色が融合する独得の物語性を生み出す。友禅や兜などから着想しつつポップで現代的な作風で知られる。
■略歴
1978 京都市に生まれる
2001 京都市立芸術大学
美術学部陶磁器専攻卒業
2002 京都市工業試験場修了
2003 京都府陶工高等技術専門学校卒業
■主な展覧会
2017 ギャラリー器館 / 京都
サボア・ヴィーブル / 東京
山木美術 / 大阪
2016 ギャラリー数寄 / 愛知
2014 祇をん小西 / 京都
2012 高島屋日本橋 / 東京
2011 「REVALUE NIPPON PROJECT」中田英寿×植葉香澄×奈良美智コラボ(茨城県陶芸美術館)
2010 「メルボルンアートフェア2010 」(オーストラリア)
Take Action Foundation で奈良美智と共同制作(茨城県陶芸美術館)
2009 ギャラリー目黒陶芸館 / 三重
「装飾の力展」東京国立近代美術館工芸館
2008 「京都府美術工芸新鋭展2008京都工芸ビエンナーレ」京都文化博物館 / 京都
「パラミタ陶芸大賞展」パラミタミュージアム / 三重
■主な受賞歴
2011 京都府文化賞奨励賞
2012 京都市芸術新人賞
塚田美登里(ガラス)
1972年岐阜生まれ。ガラスと金属箔を融合させ、独得の表情と色味を研究。熱と重力で導きだされた造形によって、自然の神秘やエネルギーを感性豊かに表現。金沢21世紀美術館やフィラデルフィア美術館(アメリカ)等国内外の美術館で多数所蔵されている。
上田剛(ブロンズ)
1986年奈良生れ。鋳金技法、主に青銅の鋳造技法を用いて作品を制作する。金属素材の持つ潜在的な色や表情を引き出し、自然物に対する原初的な感覚を想起させるような作品制作を試みている。
■略歴
1986年 奈良県生まれ
2010年 金沢美術工芸大学工芸科 卒業
2012年 東京藝術大学美術工芸科 修了
■主な展覧会
2016年 『気鋭の若き工芸家たち』(日本アート評価保存協会 銀座)
とやま国際工芸シンポジウム とやまクラフト展(富山県民会館 富山市)
2015年 太閤山ビエンナーレ(射水市 富山)
金沢市工芸チャリティーオークション(21世紀美術館 金沢)
2014年 Brillia仲町台マンションエントランス作品制作
『高岡でイモノする人』(KOUGEIまつきち 金沢市)
『マルクトプラッツvol.7金属の音色』(松葉屋家具店 長野)
『二人展』(gallery颯 金沢)
『coolな茶道具展』(渋谷ヒカリエ)
2013年 イヴの茶会(旧中村邸 金沢市)
7回佐野ルネッサンス鋳金展 入選
第53回日本クラフト展 入選
2012年 東京藝術大学原田賞受賞
『イモノの景色』(東京藝大美術館陳列館 上野)
第52回日本クラフト展 入選
2011年 『NORA×拝借景』(NORA 表参道)
第6回佐野ルネッサンス鋳金展 奨励賞受賞
植村宏木(ガラス)
1990年北海道生まれ。硝子を素材として用い、身の周りに在る目には見えないが知覚している“もの”の可視化を試みる。場所や空間に漂う物質や人の内に秘められた気配や、時間の流れ、積み重なり、人の想いを表現する。
上野正夫(竹)
1949年長野生れ。竹林に囲まれたアトリエを持ち、竹を割る作業を毎シーズン行って得た素材を組み合わせて大型の作品を制作している。欧米豪州にて活動、シカゴのプリツカ―本部などの公共作品で知られる。
■略歴
1949年 長野県に生まれる
1972年 芝浦工業大学 建築学科を卒業
1977年 信州戸隠で78年まで伝統的な竹工芸を学ぶ
1979年 竹工芸家 本間一秋氏に師事し内弟子として80年まで新潟市と佐渡に滞在
1983年 竹工芸家 近藤昭作氏 の工房(東京)に勤務
■主な展覧
2017年 Pritzker Organizationの新しい本部にBamboo Shelterを委託製作
2015年 Metropolitan Museum of Manilaでインスタレーション
2014年 First Learning Center Cheek Wood Botanical Garden Nashville USA でインスタレーション
2012年 Artist in Residence Bambouseraie ( フランス)
2011年 Sainsbury Center for Visual Arts のBasketry展でEyeとCamelliaを設置 ( イギリス )
2009年 大分県立芸術会館の「竹のかたち展」に出品
2008年 オランダNational velchmuseumのEast Weave West展に出品
2006年 ボストン美術館の日本の現代竹工芸展に出品
2004年 Gallery of contemporary art Pancevo,Serbiaでセルビアの木を制作。(セルビア)
2003年 Bambus im alten Japan展 チューリッヒ大学民俗学博物館で招待作家として製作(スイス)
2000年 佐倉市美術館に「椿の頃」を設置(千葉県)
1999年 現代日本篭展 デュアン・リード・ギャラリーに出品 セント・ルイス(アメリカ)
国際現代篭展 クラフト・カウンシル・ギャラリーに出品 (ロンドン)
1998年 環境美術のビエンナーレARTE SELLA98 招待作家として「98個の繭」を製作(イタリア)
十和田ホテル玄関ホールに委託作品「十和田の自然を編む」を製作 (秋田県)
現代日本篭展 アーカンサス・アートセンターに出品 リトルロック(アメリカ)
1997年 千葉市コモード西千葉、野外アートプラザに委託作品「繭が浮かぶ」を制作
アート・エクスポ SOFA シカゴ に出品
1995年 欧州連合の文化都市展 招待作家として「桜のパゴダ」を制作 (ルクセンブルグ)
マンチェスター市美術館 委託作品「竹の弧」を制作 マンチェスター(イギリス)
1994年 緑の発見展で委託作品「木の葉のパゴダ」を制作 日比谷公園(東京都)
芸術と環境に関するシンポジウム、「リトラル」に参加 マンチェスター(イギリス)
1991年 現代日本美術展で東京都美術館、京都市美術館に出品
1990年 イギリス、グライズデール彫刻公園で野外彫刻、北極星と地軸を制作
1983年 銀座、史染抄ギャラリーで個展(東京)
■パブリックコレクション
Pritzker Organization Chicago
National Gallery of Victoria Melbourne
The Ruth & Sherman Lee Institute of Japanese Art(サンフランシスコ)
The Museum of Fine Arts in Huston.
The San Francisco Asian Art Museum
ボストン美術館
Grize dale sculpture park (イギリス )
Museo D'Arte Moderna e Contemporanea di Trento e Rovereto (イタリア )
墨田リバーサイドギャラリー
横山翔平 (ガラス)
1985年岡山生まれ。熱を加えることで固体とも液体とも分類しがたい常に流動する物質へと変化するガラスを素材とし、「吹く」という単純な身体的動作によって成形する。素材の持つ躍動感と対峙し、制作された作品は力強い生命力を表現する。