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田中望の新作 at Anjin
2016/05/17
5月10日 - 7月5日
東北-アートの博物学 at Anjin
田中望の新作を代官山蔦屋書店2階Anjinでのグループ展「東北―アートの博物学」で展示しています。せひご覧ください。
ギャラリーからほど近い代官山蔦屋書店2号館2階のカフェラウンジAnjinにて東北のアーティストたちによる展覧会を開催いたします。
奇妙なキメラの棲む世界を描く鴻崎正武や、美術史や博物史の事象に自作を対峙させる深井聡一郎ら率いる、東北芸術工科大学11名の若い作家によるグループ展です。
土地に根差した物語を掘り起こす手法で絵画における固有性を探求する田中望は東京タワーや富士山といった現実にあるものを対象としながらも幻想的な物語性が重なり独特の世界観が描かれた新作を展示しています。他、地方都市の在り様をノスタルジックにとらえた藤原泰佑、目に見えないものの形を追及する根本裕子、道端や海岸などで拾った珊瑚や植物の種、石ころなどを模して大きくつくり並べて展示するという手法で実物との差異からリアリティのあり方を観察するかのような高妻留美子など。
それぞれに異なるテーマや手法がありながら、土を削り取るのではなく盛り重ねる、手びねりで形作る、描く対象の観察、民俗学的フィールドワーク等といった実直な行為の先に加味される個々人の幻想的な物語性が浮かび上がります。現在、東北においてアートを追及する若い作家たちの最新作を一堂に会します。
参加作家:氏家昂大、鴻崎正武、小林知世、皆藤齋、佐々木優衣、高妻留美子、田久保静香、田中望、根本裕子、深井聡一郎、藤原泰佑
アートフロントギャラリーの展覧会と合わせて是非ご覧ください。
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