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磯辺行久「ドローイングの可能性」@東京都現代美術館
2020/05/28
ついに6月2日より、磯辺行久が参加する東京都現代美術館の展覧会「ドローイングの可能性」が開幕します。
(磯辺については こちら)
■ドローイングの可能性
会期:6月2日(火)-6月21日(日)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 3F
本展は、線を核とするさまざまな表現を、現代におけるドローイングと捉え、その可能性をいくつかの文脈から再考する試みです。
デジタル化のすすむ今日、手を介したドローイングの孕む意義は逆に増大していると言えるでしょう。それは、完成した作品に至る準備段階のものというよりも、常に変化していく過程にある、ひとや社会のありようそのものを示すものだからです。
アーティスト
麻生三郎、石川九楊、アンリ・マティス 、戸谷成雄、盛 圭太、草間彌生、山部泰司、磯辺行久
1 言葉とイメージ
自ら書き下ろしたテキストを作品化した書家の石川九楊とマティスの作品を、ドローイングとして再考
2 空間へのまなざし
空間へのまなざしがドローイングとして展開する、戸谷成雄や盛圭太の作品、草間彌生の初期の試みを紹介
3 水をめぐるヴィジョン
想像力の飛翔を促すドローイングの主題としての、水をめぐるヴィジョンに注目
(Photo: 磯辺行久《「天空に浮かぶ信濃川の航跡」 のためのドローイング》2002、部分)