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Gallery's Picks for the Month (アートフェア Tokyo Gendai)
Teenage Fan Club (Life-size) #1

  • Gallery's Picks for the Month (アートフェア Tokyo Gendai)

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Gallery's Picks for the Month (アートフェア Tokyo Gendai)

ギャラリー

2024年7月5日 (金) – 7日 (日)(VIP 7月4日)

アートフロントギャラリーは、7月5日 (金) - 7日 (日)(VIPプレビューとヴェルニサージュは7月4日)に、パシフィコ横浜にて開催されるアートフェアTokyo Gendaiに出品します。

今回は金氏徹平の個展を開催。日本初公開の大型彫刻も必見です!

日程 2024年7月5日 (金) – 7日 (日)(VIP 7月4日)
出品作家 金氏徹平
ブース A05 (Art Front Gallery)
会場 パシフィコ横浜 展示ホールC/D(神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1−1)
ウェブサイト https://tokyogendai.com/ja/

金氏徹平 / Teppei KANEUJI

金氏徹平は、1978 年京都生まれ。2001 年に京都市立芸術大学在学中、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートへ交換留学。2003 年に京都市立芸術大学大学院彫刻専攻を修了。金氏は、日常の玩具、雑貨、文具などを素材とし、それらを既存の用途や意味から解放し、コラージュの手法を用いて多様な作品を発表しています。


Teenage Fan Club

代表作のひとつ「Teenage Fan Club」(TFC)シリーズは、コンサートでの観客の動きから着想を得た作品です。観客たちが音楽に合わせて頭を振る姿を、一つの巨大な生物のように捉えました。また金氏は「本シリーズは、異なる物語、スケール、時間、流行、ルール、パースペクティブのコラージュによる現象のフィギュアです。髪の毛というモチーフは彫刻の歴史の中でも重要なモチーフであり、身体と物質の間にある存在と捉えることもできます。」と作品コンセプトを語っています。2005 年から制作を開始し、世界各地の職人や技術者と協力し、多様な素材と技法で100 体以上のTFC が制作されてきました。2016 年には中国での 3D プリント技術を用いた高さ約 3 メートルの巨大 TFC などが注目されました。

2023 年末、金氏は上海の How Art Museum で開催された展覧会「TwoClubs」に参加。この展覧会では日本未発表の大型の TFC が展示されました。
その作品は、手のひらサイズの市販品フィギュアのパーツを組み合わせ、イメージ原型となる小さなTFCを制作。それを元にスキャンしたデータを人間の身体と対峙する等身大サイズに拡大。3D プリンターで立体原型を作成し、それらを鉄やブロンズ、樹脂など様々な素材に置き換え、ダイナミックな彫刻世界をつくり出しました。

様々な工程を経る中で、「複製」「拡大/縮小」「異なる材質での表現」など、大量生産された日用品をコラージュし、創作活動を行う金氏の制作スタイルから継続される思考と、大型彫刻という新たなる挑戦がミックスされた作発表の場となったといえるのではないでしょうか。

今回、2024年7月のTokyo Gendaiでは、上海で発表された彫刻の中から、高さ2mを超える《Teenage Fan Club (Life-size) #1》が日本で初めて展示販売されます。

手のひらサイズのフィギュアが、金氏の創造を経て、高さ2m、重さ約600Kgの鉄の彫刻へと進化したとき、当初金氏が「観客たちが音楽に合わせて頭を振る姿を、一つの巨大な生物のように捉えた。」感覚はより、力強いものとして、それ以上のパワーとして鑑賞者に訴えかけるかもしれません。ぜひこの貴重な機会に現物と対峙し、そのヴォリュームをご体感ください。

出品予定作品:《Teenage Fan Club (Life-size) #1》2023 鋳鉄 220 × 69 × 104 cm

参考資料:展覧会「TwoClubs」How Art Museum、中国 上海

出品予定作品:《Teenage Fan club#117》2023 18.5 x14 x 6 cm プラスチックフィギア、ホットグルー

出品予定作品:《Teenage Fan Club (2.5/L)》2021 UVインクジェットプリント(StareReap 2.5 print) 、アルミニウム板  127 x 100 cm

出品予定作品:《Teenage Fan Club (2.5/L Black)》2021 UVインクジェットプリント(StareReap 2.5 print) 、アルミニウム板  127 x 100 cm


Games,Dance & the Constructions

これまで、様々な素材や技法で発表されてきた「Games, Dance & the Constructions」シリーズは、描かれたモチーフの直接的な意味を重視するのではなく、形として構成していくことによってバラバラの物が一つの塊になっていく、スケールの違うものが一つの塊になる、ということを目指して制作されています。

「漫画のイメージ=形のないもの」に物質感を与えて、そこから作品を創作しています。そのことによって素材も、クッションやアクリル板、ベニヤ板、プリントなど様々なものが使用されています。

出品予定作品:《Games, Dance and the Constructions (Soft toys) #5》2014 布にシルクスクリーンプリント、綿、額装 61 x 71 x 4 cm

出品予定作品:
左)《Games, Dance and the Constructions (Plywood) #3》2014 板にシルクスクリーンプリント 147 x 129 x 6 cm
右)《Games, Dance and the Constructions (Plywood) #2》2014 板にシルクスクリーンプリント 208 x 49.5 x 5 cm


雪と金氏徹平

そして、金氏が2018年に新潟の大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレに参加した際に制作した作品も、今回出品します。

作家としてキャリアをスタートした当初より金氏は「White Discharge」というシリーズで雪降る風景をテーマに制作をしてきました。金氏が過去のインタビューで「雪が生み出す風景にフィクション性を感じている」と答えたように、2018年の大地の芸術祭でも、夏のあいだ倉庫に眠っている除雪車にSF的な演出を加えたインスタレーションを発表。また同時期に東京で開催した個展では、現地の写真や、素材を使うだけでなく、越後妻有の方が冬の間は家にこもっている時間が長いので小説を書いている人が多くいるという話をインタビューした音声を作品に取り込んだりと、表現にフィクション性を加えることで、巡る季節や、離れた場所に思いを馳せる作品を発表しました。

今回はその中から、人工的な雪山の写真を使ったコラージュ作品と、現地で出合った石を使った作品を出品します。

出品予定作品:《Games,Dance & the Constructions (snowplow) #8》2018 写真、アクリルにシルクスクリーン、額装 62.5 x 82.5 x 4.7 cm 

<作家コメント>
(降雪地帯といわれる越後妻有に取材に行って)面白いと思ったのは、人工的な雪山です。写真作品や映像でも取り上げていますが、汚い灰色の雪山ですが、除雪機がつくったものです。巨大なショッピングセンターの駐車場ごとに、人工の巨大な雪山ができている。除雪した雪を溜めておく場所がないので、広い敷地内に山を作るのです。それが不思議な存在感があって、人間と巨大な自然現象のぶつかり合いというか、ある意味で人間と自然との共存の姿というか、自然との関係性の中で生まれた造形物に圧倒されました。

写真の上のアクリルに、シルクスクリーンでマンガのイメージをプリントしています。この制作方法は、シンガポールの版画工房STPIで滞在制作をしたときに生まれた技法です。コラージュしているイメージは、子どものころに読んでいたSFマンガから取ってきています。70-80年代のマンガから読み漁ってとってきているわけですが、マンガ研究者によればこの時代のマンガは、現在よりも背景の書き込みが細かくて、より豊かな世界、未来をマンガを通して見せようとしていたのではないかといわれているそうです。

写真作品のシルクスクリーンはその都度レイアウトや色を変えるので、すべて1点物の作品です。ちなみに、使用している赤、オレンジ、緑、黄色などの色は、実は除雪機のボディの色に寄せています。また壁紙の作品では、反射シートにプリントしています。反射シートは、道路標識などで使用される素材ですが、これも妻有の風景や、土木的なイメージを重ねて選んだ素材です。(2018年 個展インタビューより)

出品予定作品:《Summer Fiction(River Stone) 》2018 信濃川の石、FRP

<作家コメント>
の石は、越後妻有地域を流れる信濃川の石です。信濃川の石は、まんまるとしていてかわいいので素材にしたいと思いました。石をかたどりして、白い樹脂にして石の上に載せています。雪だるまに見えると思いますが、雪が積もっている状態のことをテーマにした彫刻作品にしたいと考えて制作しました。降り積もっている雪の形は、その下にあるものに影響されてうまれる形です。いってみれば、積雪が生み出した形の原型が下にあるわけです。この石の作品では、そういった状態を表現しています。石を組み合わせることで、時間の感覚も複雑にさせています。石が長い年月をかけてこの形になるまでのタイムスケールと、寒くなると雪が降って形が生まれて、暖かくなるとそれがすべて消えてなくなってしまうことを繰り返しているタイムスケールとを同時にみせたいと考えました。(2018年 個展インタビューより)


アートフェアTokyo Gendaiは、7月4日(VIP 7月3日)より。ぜひ、ブースNo. A5(Art Front Gallery)へお越しください。


■Tokyo Gendai

Booth No.
A05 _Art Front Gallery

ウェブサイト

VIPプレビュー
2024年7月4日 (木) 2:00 PM – 5:00 PM

ヴェルニサージュ
2024年7月4日 (木) 5:00 PM – 8:00 PM

一般公開
2024年7月5日 (金) 11:00 AM – 6:00 PM (最終入場 5:30PM)
2024年7月6日 (土) 11:00 AM – 6:00 PM (最終入場 5:30PM)
2024年7月7日 (日) 11:00 AM – 5:00 PM (最終入場 4:30PM)

会場
パシフィコ横浜
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1

アーティスト

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