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金氏徹平@東京都現代美術館
2023/03/18
6月18日(日)まで金氏徹平の作品がMOTコレクション「被膜虚実/Breathing めぐる呼吸」展に出品されています。(金氏に関しては こちら)
■MOTコレクション
被膜虚実/Breathing めぐる呼吸
2023年3月18日(土)ー6月18日(日)
東京都現代美術館(〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内))
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東京都現代美術館では、戦後美術を中心に、近代から現代にいたる約5600点の作品を収蔵しています。「MOTコレクション」展では、会期ごとに様々な切り口を設けて収蔵作品を展示し、現代美術の持つ多様な魅力の発信に努めています。
今回は2つのテーマ構成でご紹介します。
1階では、「被膜虚実(ひまくきょじつ)」と題し、1980年代末以降の作品を紹介します。このほど新規収蔵した三上晴子の1990年代初めの作品と同時期に三上が用いていた「被膜」というキーワードを起点とし、石原友明、平川典俊、ホンマタカシ、開発好明、加藤美佳、名和晃平、百瀬文、潘逸舟、トーマス・デマンド、方力鈞ほかの作家による多様な作品をたどりながら、約30年という時間の流れと、そこに見られる身体観の移ろいと生への眼差しに着目します。
3階は「Breathing めぐる呼吸」と題し、人の呼吸に繋がりながら世界をめぐるもの――風や水、大気の流れを思い起こさせるような作品群で構成します。今年生誕100周年を迎えるサム・フランシスの大きな絵画のシリーズに始まり、モンティエン・ブンマー、ソピアップ・ピッチ、遠藤利克、松本陽子ら、見る者の感覚を開く作品を紹介します。
金氏 徹平 KANEUJI Teppei
《White Discharge(建物のようにつみあげたもの)#4 》
2009
プラスティック製品、木材、鉄製品、ゴム製品、樹脂
201×87×87cm