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川俣正 取扱い作品解説:「Frauenbad」
清津倉庫美術館
越後妻有清津倉庫美術館(SoKo)で半年に渡って開催された「川俣正―Cross roads」展が好評のうちに終了しました。展示作品は引き続きアートフロントギャラリーで取り扱っておりますが、今回はそのなかでも一際注目された作品のひとつであり、大型インスタレーションとしてチューリッヒのリマット川に設置されたFrauenbad(フラウエンバート)をご紹介します。
川俣作品のもとになったFrauenbad
installation view of Tadashi Kawamata "Frauenbad"
installation view of Tadashi Kawamata "Frauenbad"
"Frauenbad", h220 x w340cm
80年代にはこうしたプロジェクトベースの作品が多く生み出されましたが、それらの発端はニューヨークのPS1で行ったアーティストレジデンスにありました。1982年のベニスビエンナーレ日本館のアーティストに選ばれた川俣は、PS1の創設者でディレクターでもあるアランナ・ハイスに見いだされ、その後熱い招待を受け、NYで何度もミーティングを重ねることでプランが室内から室外へと広がっていったといいます。人との出会い、協議(多くの場合、場所の使用に関して交渉が必要)を通じて鋭く場所に切り込んでいく川俣のスタイルがこのころに確立しました。
"Frauenbad Limmat II", h34 x w56 x d8cm
"Frauenbad Limmat I", h36 x w51 x d8cm
installation view at SoKo museum
installation view at SoKo museum
installation view at SoKo museum
installation view at SoKo museum
2017年の川俣の個展は、清津倉庫美術館および代官山のアートフロントギャラリーで行われましたが、見逃してしまった方も今後もギャラリーにて一部の作品をご覧いただくことができます。併せて、ルーズベルトアイランド、ベギンホフ、工事中に関する本も販売しておりますのでご興味ありましたらぜひお問い合わせください。
川俣正の取扱い作品はこちらをご覧ください。
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