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アジア最大のアートフェア、ART SGに角文平・原田郁が参加

2022/12/29

展示会情報

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アジア最大のアートフェア、ART SGに角文平・原田郁が参加

アートフロントギャラリーは、2023年1月12日~15日にシンガポールで開催されるART SGに参加し角文平と原田郁の作品を展観します。本アートフェアは、150を超えるギャラリーが出展、アジア太平洋地域では過去10年で最大規模となります。多くの人々が注目する、2023年の幕開けにふさわしいイベントとなることでしょう。 photo: 原田郁《GARDEN-NEO SG #001》2022 キャンバスにアクリル絵具、1940x3240mm

Gallery's Picks for the Month (冨安由真 特集)

2022/12/28

展示会情報

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Gallery's Picks for the Month (冨安由真 特集)

今回のGallery's Picks では、今年様々な展覧会で注目を集めた作家・冨安由真の作品をご紹介します。 「アペルト15冨安由真 The Pale Horse」、「楳図かずお大美術展」、「瀬戸内国際芸術祭2022」、「ATAMI ART GRANT 2022」に出品した作品より数点をピックアップ。代官山のギャラリーでも展示・販売中です。ぜひ、オンラインでも、ギャラリーでもお楽しみください。 ※代官山のギャラリー店舗は、2023年1月7日(土)から営業を再開いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

冬季休廊のおしらせ

2022/12/28

お知らせ

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冬季休廊のおしらせ

本年の格別のご愛顧を心より御礼申し上げます。 当ギャラリーは、12月28日(水)から1月6日(金)まで冬季休廊いたします。 新年は、1月7日(土)から中谷ミチコ 個展「デコボコの舟 / すくう、すくう、すくう」を再開いたします。 2023年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 写真:中谷ミチコ「デコボコの舟 」展示風景、2022photo:Hayato Wakabayashi

釘町彰の個展 中止のお知らせ

2022/12/27

お知らせ

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釘町彰の個展 中止のお知らせ

2023年2月3日より開催予定だった釘町彰の個展《人間の土地から》は、作家の健康上の理由によりこの2023年の開催を中止いたしました。楽しみにしてくださっていた方には大変申し訳ございません。 代わりに映像を中心とした《ディストピア:記憶の変遷》展ほかを準備しております。詳細が決まりましたらウェブサイトでお知らせいたします。 何卒、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

蔡國強 @ 東京都現代美術館

2022/12/17

作家情報

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蔡國強 @ 東京都現代美術館

蔡國強の作品が、2023年2月19日(日)まで東京都現代美術館で開催中のMOTコレクション展に出品されています。 ■MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd 日程:2022年11月3日(木・祝)- 2023年2月19日(日) 会場:東京都現代美術館(〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)) 出品予定作家: 朝倉摂、麻生三郎、安齊重男、梅原龍三郎、遠藤利克、小倉遊亀、オチ オサム、笠原恵実子、桂ゆき、河原温、菊畑茂久馬、草間彌生、工藤哲巳、剣持和夫、小島信明、斎藤義重、篠原有司男、菅木志雄、菅井汲、杉本博司、鈴木賢二、高松次郎、多田美波、田部光子、中西夏之、中村宏、彦坂尚嘉、平田実、福岡道雄、福島秀子、三木富雄、宮島達男、山口勝弘、山中信夫、横尾忠則、李禹煥、CTG(コンピュータ・テクニック・グループ)、蔡國強、ロイ・リキテンスタイン、リチャード・ロング、デイヴィッド・ナッシュ、デニス・オッペンハイム、ゲルハルト・リヒター、アンディ・ウォーホルほか(予定) https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mot-collection-221103/ 蔡國強 出品作品(東京都現代美術館蔵) ・Project for Extraterrestrials No.9―胎動Ⅱ ・Project for Extraterrestrials No.8―烽火台を再燃する 《Project for Extraterrestrials No.8 烽火台を再燃する》《roject for Extraterrestrials No.9 胎動II》、は1991年の個展でこの後行うべきプロジェクトのプランとして発表された。いずれも、火薬を紙の上で燃やしその痕跡を残した上に、墨でそれぞれの計画の説明を記している。“Project for Extraterrestrials”とは、地球外の生命体(E.T.)に発信するためのプロジェクトという意味であり、宇宙へ向けた壮大な計画である。同時に古代中国で発明された火薬や墨という素材を用いることは、自らの出自を示す意味も込められている。《烽火台を再燃する》は、中国古代の通信手段であった烽火台に再び火を灯し、最新の通信手段である人工衛星でその光を確認するものである。《胎動 II》では、円形に火薬を配置し、その中心に作家が座り火薬を爆発させる。この瞬間の作家の鼓動と大地の揺れの変化を機器によって記録する。これらの光は一瞬のものだが、宇宙に向けて永遠に発信されることになる。いずれも東洋的な要素と現代の技術を融合しようとする意図が明確に示されている。なお、《胎動 II》のプランは1992年に開催されたカッセル国際美術展で実現している。 写真:蔡國強《Project for Extraterrestrials No.9―胎動Ⅱ》1991 / 火薬、インク/和紙、パネル / 200×680cm

角 文平 @ 神奈川県民ホール

2022/12/16

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角 文平 @ 神奈川県民ホール

12月18日(日)より、角文平が神奈川県民ホールギャラリーにて開催される企画展「ドリーム/ランド」に出品します。 (角については こちら) 「ドリーム/ランド」は、国、土地、場所などを意味するランドを作品化する企画展シリーズ第一弾として開催いたします。またドリーム(夢)という言葉は、「夢のような世界〈理想・楽しいこと〉」、「将来の夢〈願望・希望〉」、「悪夢を見る〈睡眠時に脳が見せる観念や心像の世界〉」、「夢物語〈儚い絵空事〉」など多様な意味合いを持ちます。 ランドとドリームのふたつのキーワードを具現化する作家たちによる表現と、またそれらの作品とコラボレーションを行うトークやパフォーマンスを是非ご高覧ください。 ■ドリーム/ランド 会期: 2022年12月18日(日) - 2023年1月28日(土) 会場: 神奈川県民ホールギャラリー (神奈川県横浜市中区山下町3-1) 参加作家: 青山悟、枝史織、角文平、笹岡由梨子、林勇気、山嵜雷蔵、シンゴ・ヨシダ アーティスト・トーク/展示解説: 2022年12月18日(日)14:00 - 15:30頃 トーク・イベント: 登壇者中野信子 2022年12月27日(火)14:00 - 15:30 パフォーマンス・イベント: Aokid《タイトル未定》 2023年1月9日

アルフレド&イザベル・アキリザン @ 金沢21世紀美術館、石川

2022/12/05

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アルフレド&イザベル・アキリザン @ 金沢21世紀美術館、石川

3月19日(日)まで、 アルフレド&イザベル・アキリザンの作品が金沢21世紀美術館で開催中の「コレクション展2Sea Lane - Connecting to the Islands 航路 - 島々への接続」に出品されています。 是非お出かけください。 ■コレクション展2  Sea Lane - Connecting to the Islands  航路 - 島々への接続 会期:2022年11月3日(木・祝) -2023年3月19日(日) 会場:金沢21世紀美術館(石川県金沢市広坂1-2-1) 出品作家: アルフレド&イザベル・アキリザン、チャールズ・リム・イー・ヨン、ミヤギフトシ、阪田清子、照屋勇賢、宇良京子、ジュディ・ワトソン、柳瀬安里、イー・イラン、ザイ・クーニン アルフレド&イザベル・アキリザンは、2006年に出生地マニラからブリスベンへ移住したことを契機に「家」をテーマとするプロジェクトを開始した。《移動:もうひとつの国》は、経済効率を優先する現代社会と、ダム湖の底に沈んだ家と共にあった人々の暮らしを表象している。発展や進歩と言い換えられる資本主義による無限の拡大は、文化や慣習、価値観にも影響を与えていることを、批評的に捉えている。 (写真:アルフレド&イザベル・アキリザン《移動:もうひとつの国》2014 年/ 金沢21世紀美術館蔵)

Gallery's Picks for the Month(Winter Gifts 特集)

2022/12/02

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Gallery's Picks for the Month(Winter Gifts 特集)

今回のGallery's Picks では、Winter Gifts 特集と題して、誰かにプレゼントしたくなったり、自分へのご褒美にしたくなるような、贈り物にもピッタリな作品をご紹介します。 ●村山 悟郎《生成のドローイング[Rhizome]- 黄土・朱・緑》2022 ●金氏徹平《Teenage Fan Club #108》2022 ●藤堂《Snow on the roof - 松之山黒倉》2022 ●大巻伸嗣《Echoes-Infinity》2013 ●石田恵嗣《ニワトリ》2021

冨安由真、金氏徹平:ATAMI ART GRANT 2022 in 熱海、静岡県

2022/11/02

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冨安由真、金氏徹平:ATAMI ART GRANT 2022 in 熱海、静岡県

11月3日(木)から11月27日(日)まで、熱海で開催される「ATAMI ART GRANT 2022」に、冨安由真と 金氏徹平(CMTK)が参加しています!ご注目ください。 ■ATAMI ART GRANT 2022(アタミ アート グラント 2022) 日時:2022年11月3日(木)〜2022年11月27日(日)11:00〜18:00 会場:熱海の協力施設や公共スペース [ACAO ART RESIDENCE 参加アーティスト]Amanda Moström / 金島隆弘 / GROUP / 小金沢健人 / 小松千倫 / Shaikha Al Ketbi / CMTK(Chihiro Mori x Teppei Kaneuji)/ Sophie Mayuko Arni / 高村佳典 / 竹久直樹 / 冨安由真 / 中村壮志 / Bady Dalloul / 細野晃太朗 / 藤生恭平 / 藤倉麻子 / 松田将英 / 森山泰地 / Lucas Dupuy 写真:冨安由真、2022年7月「ACAO OPEN RESIDENCE #7」出品作品より

大巻伸嗣、角文平:スペースシンフォニー展 in 韓国

2022/10/25

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大巻伸嗣、角文平:スペースシンフォニー展 in 韓国

大巻伸嗣と角文平が10月25日から2023年3月26日まで、韓国のインチョンにあるリゾートパラダイスシティーホテルのParadise Art Spaceにて開催される「スペースシンフォニー(Space Symphony)」展に参加しています。 ■「スペースシンフォニー」展 本展は、実際する空間の中、芸術的な経験を通じて仮想世界などオンラインコンテンツの刺激で鈍くなった感覚を取り戻そうと企画されました。 大巻伸嗣、A.A. Murakami、角文平、ジョン・ジョンジュ、ソ・ミンジョン、ヤン・ミンハ、ミン・イェウン、パク・サンヒ、Koen van den Broek (クーン・バン・デン・ブルーク)など国内外作家9名が解釈した空間の交響曲を披露します。 場所:パラダイスシティー内パラダイスアートスペース 住所:韓国仁川広域市中区永宗海岸南路321道186

中谷ミチコ @ 武蔵野美術大学 美術館

2022/10/24

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中谷ミチコ @ 武蔵野美術大学 美術館

10月24日(月)から12月24日(土)まで、中谷ミチコが武蔵野美術大学 美術館で開催中のグループ展「AGAIN-STルーツ/ツール 彫刻の虚材と教材」に出品しています。(中谷については こちら) ■AGAIN-ST ルーツ/ツール 彫刻の虚材と教材 会期:2022年10月24日(月)-2022年11月20日(日)、    2022年12月5日(月)-12月24日(土) 会場:武蔵野美術大学 美術館・図書館 展示室3 関連イベント ※日時や出演者など変更になる場合がございます。詳細が決まり次第、公式web サイトにてお知らせいたします。 16人塑像+トークライブ(仮) 日時:12月10日(土)塑像13:00~13:30|トーク 14:00~16:00 本展参加作家を含む16名の作家による首像の公開制作と、本展参加作家と寄稿者によるトーク。 彫刻おでん屋台「LA」(仮) 日時:12月24日(土)15:00~18:00 本展会場構成も務めるL PACK.とAGAIN-STによるクロージングイベント。 AGAIN-ST(アゲインスト)は、彫刻を主な表現領域とする作家・美術教育者である冨井大裕、深井聡一郎、藤原彩人、保井智貴に加え、近現代彫刻研究を専門とする石崎尚、デザイナーの小山麻子によって2012年に結成されました。本展は、日本の彫刻の現状とその有効性について、正解を求めるのではなく考える機会を創出すべく活動する彼らの、10回目の展覧会となります。本展では、彫刻を志す誰もが一度は扱う石膏を「虚材」と位置づけ、ゲストを含めた11名の作家による石膏を用いた作品(主に新作)を展観し、さらに作家愛用の道具や、各美術大学で使用されている彫塑台などを合わせて紹介します。彫刻におけるルーツとツールをめぐり、彫刻固有の性質(そのわからなさ)について考える一機会とします。 (写真:中谷ミチコ《痕跡》2021年 石膏、ステンレス、水彩絵具 85.8×58.6×10.0 cm)

北城貴子:white out -- 作家に訊く

2022/10/14

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北城貴子:white out -- 作家に訊く

現在開催中の北城貴子個展「white out」にて作家にインタビューを行いました。これまでも一貫してテーマとしてきた「光」。本展では「迫ってくる光」と風景を溶かすような「包み込む光」を描き、風景の中に存在する「光」の多様な感覚を表現しています。これらの作品に込めた想いや、その先にある新しい表現への気づきなど、今回の新作について語っていただきました。

大地の芸術祭2022【開催中~11/13】

2022/10/06

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大地の芸術祭2022【開催中~11/13】

新潟・越後妻有にて開催中の大地の芸術祭2022もいよいよ残すところ1カ月ほどとなりました。過ごしやすい紅葉のこの時期に、ぜひ越後妻有へお出かけください!ギャラリー関連のたくさんの作家たちも作品を出品しています!お見逃しなく! ■大地の芸術祭2022 2022年4月29日(金祝)~ 11月13日(日)全145日間(火・水曜休み) 開催地:越後妻有地域 (新潟県十日町市、津南町) 760k㎡ ※秋シーズンの作品公開カレンダーはこちら 大岩オスカール 【松代】D006かかしプロジェクト 【中里】N086 大地のコレクション展2022 礒﨑真理子 【中里】N086 大地のコレクション展2022 レアンドロ・エルリッヒ 【松之山】Y109 Lost Winter 【十日町】T352 Palimpsest: 空の池 大巻伸嗣 【中里】N086 大地のコレクション展2022 磯辺行久 【十日町】T406 昔はみんなたのしかった  文化人類学手法によるフィールド・ワークから 【松代】D382 消えた集落 閉村の碑からよみとるもうひとつの理由 【中里】 N082 磯辺行久の世界―記号から環境へ 椛田ちひろ 【十日町】T424 ゆく水の家 【中里】N086 大地のコレクション展2022 川俣正 【松代】D388 スノーフェンス 【中里】N086 大地のコレクション展2022 河口龍夫 【十日町】T428 農具の時間 【松代】D218 引き出しアート 【松代】D058 「関係 - 黒板の教室」(教育空間) 【松代】D005 関係—大地・北斗七星 【中里】N086 大地のコレクション展2022 金氏徹平 【中里】N086 大地のコレクション展2022 中谷ミチコ 【十日町】T413 遠方の声 【中里】N086 大地のコレクション展2022 カールステン・ニコライ 【十日町】T226 Wellenwanne LFO(ヴェーレンヴァンネ エル・エフ・オー) 【中里】N086 大地のコレクション展2022 藤堂 【松之山】Y113 パレス黒倉 【中里】N086 大地のコレクション展2022 蔡國強 (ツァイ・グオチャン) 【津南】M001 ドラゴン現代美術館 安野太郎 【津南】M069 部屋とピアノの為のコンポジション「偽ハルモニア論」 田中信太郎 【松代】D003 ○△□の塔と赤とんぼ 【中里】N086 大地のコレクション展2022 イリア&エミリヤ・カバコフ 【松代】D380 自分をより良くする方法 【松代】D364 アーティストの図書館 【松代】D362 10のアルバム 迷宮 【松代】D363 プロジェクト宮殿 【松代】D365 手をたずさえる塔 【松代】D366 手をたずさえる船 【松代】D312 人生のアーチ 【松代】D001 棚田 【十日町】T416 16本のロープ 【中里】N086 大地のコレクション展2022 (写真:藤堂《パレス黒倉》2022、photo by Keizo KIOKU)

Gallery's Picks for the Month:大地のコレクション展よりカバコフとオスカール

2022/10/05

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Gallery's Picks for the Month:大地のコレクション展よりカバコフとオスカール

現在開催中の《大地のコレクション展2022》は、これまで大地の芸術祭に参加した作家のベストセレクション作品を展観しています。積極的に海外アーティストを招聘した2000年の初回展。そのエネルギーを象徴するイリヤ&エミリア・カバコフの《棚田》は今も文字通り大地に根差した作品として妻有の土地と訪れる人々を結び付けています。アートを通して人々の交流を促し、争いのない世界を創り出そうという作品《手をたずさえる船》がコレクション展に出品されており、その制作背景や作家の思いをお届けします。同じく初回に参加した大岩オスカールの作品《美しき茅の家》も、妻有の生活をモチーフにしており、外からの眼で捉えた鮮やかな緑の風景画となっています。オスカールの最近の活動とあわせて紹介いたします。

瀬戸内国際芸術祭2022【秋9/29~】

2022/09/29

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瀬戸内国際芸術祭2022【秋9/29~】

いよいよ瀬戸内国際芸術祭2022の秋会期が9/29よりスタートしました。多くのギャラリー関連作家も参加している本芸術祭のラストシーズンです!お見逃しなく!! ■瀬戸内国際芸術祭2022 秋会期 2022年9月29日[木曜日]—11月6日[日曜日]39日間 アデル・アブデスメッド 【粟島】作品No. aw13「い・ま・こ・こ」 エカテリーナ・ムロムツェワ 【男木島】作品No. og20 学校の先生 エステル・ストッカー 【粟島】作品No. aw06 思考の輪郭 【宇野港】作品No. un05 JR宇野みなと線アートプロジェクト 大岩オスカール 【男木島】作品No. og15 部屋の中の部屋 【男木島】作品No. 作品No. og18 男木島パビリオン 大巻伸嗣 【高松】作品No. tk01 Liminal Air -core- 金氏徹平 【宇野港】作品No. un14 S.F. (Seaside Friction) 栗林隆 【伊吹島】作品No. ib05 伊吹の樹 康夏奈 【小豆島】作品No. sd16 潮耳荘 冨安由真 【豊島】作品No. te20 かげたちのみる夢(Remains of Shadowings) 南条嘉毅 【高見島】イベント10/9のみ【E-17】bacilli/「瀬戸内土のレストラン」/bacilli(南条嘉毅、ジェームズジャック、吉野祥太郎) ムニール・ファトゥミ 【粟島】作品No. aw07 過ぎ去った子供達の歌 【宇野港】作品No. un10 実話に基づく 村山悟郎 【男木島】作品No. og03 生成するドローイング -日本家屋のために2.0 レアンドロ・エルリッヒ 【女木島】作品No. mg09 ≪女木島名店街≫ ランドリー 【女木島】作品No. mg15-B 不在の存在 ***** photo: 冨安由真《かげたちのみる夢(Remains of Shadowings)》2022

大巻 伸嗣:六甲ミーツ・アート芸術散歩

2022/09/15

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大巻 伸嗣:六甲ミーツ・アート芸術散歩

大巻伸嗣が、開催中の六甲ミーツ・アート芸術散歩にて、安藤忠雄氏設計の風の教会を舞台に作品を発表中です。同会場はイベント限定で特別公開され、会期中でしか見られないアート空間を体感することができます。ぜひご体験ください。 (大巻については こちら) ■六甲ミーツ・アート芸術散歩2022 会期 2022年8月27日(土)~11月23日(水・祝) 会場 風の教会エリア(六甲山芸術劇場・芸術センター)ほか (写真:六甲ミーツ・アート芸術散歩2022 大巻伸嗣 展示風景)

冨安由真 × 楳図かずお、あべのハルカス美術館(大阪)

2022/09/15

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冨安由真 × 楳図かずお、あべのハルカス美術館(大阪)

9月17日(土)より、冨安由真が大阪のあべのハルカス美術館にて開催される「楳図かずお大美術展」に出品します。今年の3月まで東京で開催され、好評を博した展覧会が大阪でご覧いただけます。ぜひ、ご注目ください。 (冨安についてはこちら) ■楳図かずお大美術展 会期 2022年9月17日(土)~11月20日(日) 会場 あべのハルカス美術館 (大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43あべのハルカス16階) 写真: 冨安由真《Shadowings》2022年 ミクストメディア ©冨安由真 ©楳図かずお Photo: Ken Kato 東京展の展示風景より---- 本作品のタイトルにも使用されている「Shadow」は英語で「影」という意味とともに「霊」を意味する単語です。 現実と非現実のはざまや、不可視のものに対する知覚を擬似的に体験させる作品を制作している冨安は、本展において楳図かずおの新作《ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館》の素描101点が展示されている空間の中央に自作を設置し、空間全体の演出を行なっています。冨安が制作した部屋のような空間には、斜めに伸びる梯子や仮面、あるいはピンクのボタンなど「ZOKU-SHINGO」の作中に関連したオブジェが配置され、時間とともに照明が変化していきます。また、冨安の描いた絵画には、少年少女のシルエットや、丸、三角といった『わたしは真悟』を想起させるイメージが登場します。冨安は楳図かずおが現実と非現実といった次元の異なる世界を地続きに描く不思議なパースや構図に強い興味を持ったそうです。 それと同時に科学的には取るに足らないと考えられがちな「影」や「霊」的なもの、あるいは「気配」といったものへの楳図の関心にも共感したと言います。さまざまに変化する照明によって、冨安はそのような二人の共通項を浮かび上がらせようとしているのかもしれません。

原田郁:六本木アートナイト2022

2022/09/01

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原田郁:六本木アートナイト2022

原田郁が9/3(土)より、六本木アートナイト2022の先行展示プログラムとして作品を発表します。 (原田については こちら) ■六本木アートナイト2022先行展示プログラム 街なかインスタレーション 原田郁 《WHITE CUBE – WHITE CUBE – ROPPONGI 2022》 会期: 9/3(土)~9/16(金)10:00~20:00 9/17(土)~9/19(月・祝)10:00~22:00 (9/19(月・祝)のみ18:00まで) 会場: 第1レーヌビル1階 観覧料: 無料 六本木の展示のために原田は自身のPCの中の世界に六本木の建物空間を仮想空間として描き、その仮想空間に立って見えた世界を現実空間に戻して展示します。さらに今回は2018年から始まった視覚的なトリックの要素を加え、見る人が視点を動かすことで不思議な歪みを体験させます。肉眼だけでなく、携帯を通して作品を鑑賞してもらうことが重要で、架空の空間を映しとったような写真になります。こうして展示を通して風景を架空と往復させる仕事を作家は追及しています。

カネコタカナオ:二次元派展

2022/08/24

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カネコタカナオ:二次元派展

カネコタカナオが開催中の展覧会「二次元派展」に参加しています。(カネコについては こちら) この数年、SNSをきっかけに東アジアで爆発的な人気を獲得している日本のアーティストたちがいることを、多くの日本人はまだ知りません。彼らとそれを取り巻くアートシーンを本展覧会で初めて「二次元派」と名づけ、およそ30名のアーティストによる100点を超えるアート作品によって、日本のアートの現在地、そしてアジアの若者に共通する感性や時代感覚を読み解く試みとして本展は開催されました。 約20年に渡り東アジアの現代アートシーンを間近に見続け、現代美術史を研究してきた沓名美和は今日の日本現代美術の変遷を検証し、本展を通して、現在のポップカルチャーに根差した新しい表現者と、彼らを取り巻く文化・現象に焦点をあてています。 ■■ ■二次元派展■ ■ ■ ■ ■  ●第1会場 代官山ヒルサイドフォーラム(東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟) 8.24(wed.) - 8.28(sun.) ●第2会場 N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-6) 8.24(wed.) - 10.1(sat.) -- (8.24 – 9.3) 第1期テーマ CHARACTER=キャラクター、少女の姿を借りた表現者たち= 小田望楓、金澤シュウ、きゃらあい、さめほし、サワダモコ、中居ベル、野澤梓、東麻奈美、宏美、まつもとこうじろう -- (9.6 – 9.24) 第2期テーマ HYPE =時代を映す表現者たち= 天野タケル、奥田雄太、カネコタカナオ、橋本ユタカ、BYNAM、Hogalee、森洋史、山口つばさ、山口真人、山口歴、Rooo Lou予定 --(9.27 – 10.1) 第3期テーマ NEW HORIZON =実験から拡張へ= 大澤巴瑠、木原健志郎、木原幸志郎、杉田万智、suma、西村昂祐、フカミエリ、渡邊涼太予定 カネコタカナオ 展示風景@ヒルサイドフォーラム カネコタカナオの作品に登場するキャラクターは、漫画とグラフィティが融合した独特の画風で描かれる。近年の作品はさらに、タイポグラフィーや幾何学模様、そして実際のコミックのコラージュを層構造で構成した新たなスタイルとして完成させている。 インターネットの領域が社会全体に広がり、日常にSNSが浸透するとともに私たちはその利便性だけでなく、匿名性から生まれる誹謗中傷やヘイト、極端な正義、陰謀論といったある種の弊害とも付き合わざるを得なくなっている。偏った情報や発信を「ノイズ」と捉えて無視することもできるが、カネコは人間が処理しきれない過度なノイズの在り様に強く興味を持ち続けている。 様々な姿で描かれるモンスターのキャラクターは、そうしたノイズに晒されたときに生じる人間の二面性を表現しているのだという。モンスターは鋭利な牙やむき出しの眼球が恐ろし気に描かれているものの、どこか自滅的で滑稽さを滲ませているのが印象的だ。リアルな社会とネットの世界で自身のキャラクターを使い分ける人間の複雑性や、膨大な情報を受け止めるうちに偏った思想を強固にしてしまう様子などSNSのなかで変容していく人間性を取り上げて、モンスター化していくキャラクターと重ね合わせている。 社会システムと人間の進歩スピードが乖離していくことで人間側がシステムのコントロールを失っている状態や、感覚の共有が進むことで個性を放棄していくだろう人間社会の未来予想図など、扱うテーマはシニカルだが、独特の諧謔的表現からは強い社会批判は感じられない。それよりも、どこか可愛らしく憎めないキャラクターを通して、人間社会への強い好奇心と深い親しみを感じることができる。(沓名美和 / 現代美術史家、アーティスト、キュレーター©︎kutsuna miwa)

Kiaf SEOULに参加

2022/08/24

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Kiaf SEOULに参加

この度アートフロントギャラリーは新型コロナ後初の海外アートフェアとして、Kiaf SEOULに参加します。 才能あふれる中堅、新人の日本人作家を中心に9作家、18点の作品を紹介します。 注目はこの春、ヒカリエ10周年記念イベントで個展を開催した角文平、越後妻有でも活躍中の若手作家、東弘一郎がそれぞれ大型の彫刻作品を披露します。また、市原湖畔美術館で大好評だった金氏徹平の作品も代表作のTeenageTeenage Fun Clubを含む計4点を紹介します。 そして、平面作家では、5月の個展でも大好評だったカネコタカナオの新作や、実力派の阪本トクロウの空をモチーフににした絵画がブース内を彩ります。 さらに、新人枠からは、昨今、企業コラボや地方芸術祭など多方面で活躍中の井村一登の作品も持ち込むなど盛りだくさんの内容となっています。 今回は海外まで来れない方にも、ARTSYのFair Boothページページを通して作品を閲覧、購入していただけるようにサイトを用意しました。 https://www.artsy.net/show/art-front-gallery-art-front-gallery-at-kiaf-2022 どうぞご期待下さい。 Kiaf SEOUL 2022 ART FRONT GALLERY [booth No.] B62 場所 COEX 1F, Hall A&B, Grand Ballroom, 513, Yeongdong-daero, Gangnam-gu, Seoul 日時 VIP, PRESS Opening September 2, 2022 14:00 – 20:00 General Admission September 3-5, 2022 11:00 – 19:30 September 6, 2022 11:00 – 17:00 photo credit: Creative Resource

Gallery's Picks for the Month《大地のコレクション展2022》@越後妻有清津倉庫美術館より

2022/08/23

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Gallery's Picks for the Month《大地のコレクション展2022》@越後妻有清津倉庫美術館より

大地の芸術祭2022の注目企画の1つとして、《大地のコレクション展》が清津倉庫美術館で開催中です。レノベーションされた廃校の体育館と校舎棟に、これまで大地の芸術祭に関わってきた国内外のアーティスト、22名の作品が並んでいます。「自然は芸術を内包する」という言葉通りに、壁の向こうに広がる大自然と呼応しながら静かにたたずむ作品たち。サイトスペシフィックな芸術祭作品だけでは知り得ない、作家たちの多様な仕事をご覧いただけます。 今月のGallery's Pick for the Monthは、このコレクション展から今イチオシの作品をご紹介いたします。

レアンドロ・エルリッヒと金氏徹平が SUMMER SONIC 2022、東京会場で作品を発表!!

2022/08/19

作家情報

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レアンドロ・エルリッヒと金氏徹平が SUMMER SONIC 2022、東京会場で作品を発表!!

8月20日(土)・21日(日)の2日間、ZOZOマリンスタジアムと幕張メッセで開催される「 SUMMER SONIC 2022」にて、レアンドロ・エルリッヒと金氏徹平が作品を発表します! サマソニ東京会場を舞台に世界に通じる日本アーティストと世界的アーティストが共演する大型アート作品展が開催されます。 本プロジェクトは、文化庁とタッグを組んだ文化芸術のグローバル発信プロジェクトです。 国内外のトップミュージシャンが集うアジア最大規模の音楽フェスティバルに、日本的感性につながるアート作品を加えることで、新たな化学反応を起こしていきます。サマソニに集う国内外の音楽ファンに向けて、アートの魅力を伝え、音楽とアートの橋渡しから生まれるクロスカルチャーの可能性を切り開く試みです。世界のフェスとも肩を並べるような「アート×音楽フェスティバル」を目指して行きます。 音楽を愛する全ての人が楽しめるアートの祭典。日本から世界へ。Music Loves Art! ■Music Loves Art in Summer Sonic 2022 参加アーティスト: 金氏徹平、小林健太、レアンドロ・エルリッヒ、細倉真弓、イナ・ジャン 会期 : 2022年8月20日(土)~21日(日) 会場 : ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ

春原直人 Group Exhibition -脈- で新作発表

2022/08/15

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春原直人 Group Exhibition -脈- で新作発表

#春原直人 がGroup exhibition -脈- に参加しています。是非ご高覧下さい。 クマ財団活動⽀援事業で創作する注⽬のクリエイター4人を紹介!! それぞれが持つ身体と刻々とおとずれる日常。私たちはその日常の中で、身体を用いたさまざまな行為を通して暮らしています。自らの身体を中心に、まわりに存在する他者やモノとの関係や対話。その連なりが世界を広げ、私たちの暮らしは脈々と変化していきますが、そこに新たな要素を組み合わせたり、関係性を視覚化することで何が見えてくるのでしょうか。 今回の展示では、自身や他者の身体を軸に、それぞれの気付きとアプローチで日常に新たな視座をもたらす創作を行う4名をご紹介します。 医療福祉工学とメカトロニクスを横断するデザインエンジニアの小笠原 佑樹、3Dプリンティングを軸に色彩現象のアップデートを続けるデザインファブリケーションスタジオ『積彩』の代表を務める大日方 伸、家具の在り方をアートとデザインの垣根を超えたシームレスな視点から造形する高本 夏実、山を主題に置きつつも、実際の現場と自身の思考の場が重なるような内面的な世界を描く春原 直人、4名の若手クリエイターの異なる視点から、身体と日常に息づく脈を見出します。 https://www.kuma-gallery.com/veins 《 脈 》 出展作家|⼩笠原 佑樹 / ⼤⽇⽅ 伸(積彩)/ ⾼本 夏実 / 春原 直⼈ 会 期|2022年8⽉13⽇(⼟)〜28⽇(⽇)*⽕・⽔は休館 開館時間|12:00 - 19:00 料 ⾦|無料 会 場|クマ財団ギャラリー 〒106-0032 東京都港区六本⽊7-21-24 THE MODULE roppongi206 MAP https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57 ▷▶ ▷▶ 詳細 https://www.kuma-gallery.com/veins

浅見貴子 《樹木図 nagatoro 1》で新たな挑戦

2022/08/14

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浅見貴子 《樹木図 nagatoro 1》で新たな挑戦

浅見貴子《樹木図 nagatoro 1》 撮影:宮脇慎太郎 2019年に東山魁夷せとうち美術館で二人展を開催した浅見貴子。せとうちに縁のある作家10人のひとりとして、現在、香川県立ミュージアムで開催中の《せとうちの大気―美術の視点》展に出品しています。 せとうちをテーマにした作品として、秩父で制作する浅見が注目したのが長瀞の緑色片岩。秩父とせとうちを繋ぎ合わせるモチーフということで長瀞でスケッチを重ねたといいます。「長瀞の岩畳は四国まで続く地層だと学んだ記憶を頼りに長瀞で取材し、観光客を避けて対岸の崖沿いの道から、樹々の間に岩畳を見渡せる場所を見つけて崖際の樹木を描きました。樹々の向こう、崖下に荒川の流れと岩畳が見えましたが、崖の斜面に生える樹々の様子や数十メートル下の川面からの光の反射も面白く、結局地面を意識しつつ樹木図になりました。」 しかし、崖っぷちなのでいつものように木の構造を確かめるために近づく事が出来ず、苦労もあったそうです。作家の庭の樹木とは異なったアングルや葉叢のようすを味わっていただければ幸いです。2021年にアートフロントで展示した《Transform 2108》も展示していますので見逃した方はぜひご高覧ください。 展覧会期は瀬戸内国際芸術祭の夏会期と同じ9月4日(日)までになります。ぜひ、併せてご鑑賞ください。

南条嘉毅:《せとうちの大気 美術の視点》で新作発表

2022/08/14

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南条嘉毅:《せとうちの大気 美術の視点》で新作発表

《せとうちの大気美術の視点》南条嘉毅展示風景 撮影:宮脇慎太郎 現在、香川県立ミュージアムで開催中の《せとうちの大気―美術の視点》展に南条嘉毅が出品しています。南条は香川県坂出の出身で、2019年に瀬戸内国際芸術祭に初参加。今年の同芸術祭、春会期では沙弥島の洋館を舞台に、レトロな家具や家電が点滅し壁面に映像が流れる中、かつて地続きだった与島五島の地形に海水が入り込んで島となるようすを体験できるようなインスタレーションで注目されました。 今回美術館で展開している作品も、その延長上にあると作家は語っています。「海風とともに舞い込む砂埃は、部屋に残されたドレッサーや、生活道具を覆っていた。そこに残る鏡は、間近に聞こえる潮騒とともに、幾つもの遠い景色を記憶しているように思えた。今回の制作では瀬戸内海歴史民俗資料館から漁撈道具をお借りし、鏡や柱時計と映像を使った作品と組み合わせ新作5点と、漁網やランプに映像を投影したインスタレーションを展示した」。地域に遺されたお宝を出発点にして、映像や照明を駆使してスケールの大きい時間の歩みを見る人に訴え、見慣れたモノたちを再発見させる、南条ならではの世界観です。 展覧会期は瀬戸内国際芸術祭の夏会期と同じ9月4日(日)までになります。ぜひ、併せてご鑑賞ください。

村山悟郎 :Generative Islander(建築工房おおやま / 直島)

2022/08/01

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村山悟郎 :Generative Islander(建築工房おおやま / 直島)

8月14日(日)まで、香川県直島町の建築工房おおやまにて 村山悟郎の個展「Generative Islander」が開催中です。瀬戸内国際芸術祭2022と併せてお楽しみください! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 島は四方を海に囲まれ、地理的に閉じているがゆえに、生成的である様があらわになる。 島は、社会と自然環境が織りなす一つの生き物のように、固有の呼吸のリズムでそこに佇んでいる。それが島を生成的なものとして捉えるイメージの端緒である。 村山悟郎 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 本展は、生成(Generate)というテーマに取り組んでいる村山の、直島での初個展となります。 会場である建築工房おおやまは、直島町を拠点に住宅や公共建築の設計、施工をおこなうとともに、地域に根ざした活動にも幅広く取り組んでいます。 今回は、事務所兼ビューイングルームとして2020年に改修されたスペースにて、村山のドローイング作品群を、近作と新作まじえて展示しています。 現在、村山は瀬戸内国際芸術祭2022にも参加。男木島で作品を発表しています。 ぜひ、直島と男木島、2つの島で村山作品をご高覧ください。 ■村山悟郎「Generative Islander」 主催・会場|建築工房おおやま アクセス|〒761-3110 香川県香川郡直島町積浦4777−23 町営バス「天皇下」下車、徒歩1分。本村港から自転車で約5分 ※駐車場はありません。 会期|2022年8月1日(月)ー 14日(日)会期中無休 開廊時間|11:00 ー 17:00 入場料|¥500(税込) 企画|THE POOL 協力|アートフロントギャラリー、Takuro Someya Contemporary Art ※敬称略、順不同

Gallery's Picks for the Month (川俣正)

2022/07/23

作家情報

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Gallery's Picks for the Month (川俣正)

7月30日(土)から、また新たに公開作品が追加される「大地の芸術祭」越後妻有2022。ギャラリー関連作家の磯辺行久、椛田ちひろ、川俣正、藤堂、安野太郎等の作品も追加公開されます。 その中から、今月のギャラリー・ピックアップでは、川俣正に焦点を当てて作品をご紹介いします。芸術祭で良く知られているダイナミックなインスタレーションだけではない、コレクションできるレリーフ作品もご紹介。一部の作品は大地の芸術祭の中の企画展「大地のコレクション展」でもご覧いただけます。 詳細はこちら 《Tsunami No.19》 2016 パネル、木、メタル、ペイント 1530 x 2100 x 80mm トップ画像: 新作《スノーフェンス》2022 、制作風景、大地の芸術祭2022、 旧清水小学校、撮影:中川達彦

冨安由真:アートプロジェクト「PROJECT ATAMI」

2022/06/22

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冨安由真:アートプロジェクト「PROJECT ATAMI」

冨安由真が熱海にて、アートプロジェクト「PROJECT ATAMI」に参加します。アーティストが約一カ月の滞在制作を行う本イベント。7月9日(土)、10日(日)は制作している現場を鑑賞・体験できるオープンレジデンスイベントも開催され、作品制作のプロセスをご覧いただけます。 ■ACAO OPEN RESIDENCE #7 5人のレジデンスアーティスト(GROUP、竹久直樹、冨安由真、細野晃太朗、森山泰地)が約1ヶ月間 HOTEL ACAOに滞在し、制作している現場を鑑賞・体験できるオープンレジデンスイベント。彼らの作品制作のプロセスをご覧いただけます。 本イベントはホテル宿泊有無に関わらずご参加いただける公開プログラムとなっており、作品展示と合わせてACAO SPA & RESORT(ニューアカオ館)の客室や宴会場などニューアカオ館を象徴する施設も見学いただけます。 ※7/9(土)はライブイベント準備のため一部展示がご覧いただけない時間帯がございます。 日程:2022/7/9(土)、7/10(日)11:00〜17:00 チケット料金:2,000円(中学生以下入場無料)※お取り扱いはPeatixのみ 参加アーティスト:GROUP、竹久直樹、冨安由真、細野晃太朗、森山泰地 この他にもACAOロビーミュージアムやACAO ART RESIDENCE 参加作家作品、『Standing Ovation / 四肢の向かう先』アーカイブルームにて、大小島真木、太田光海、華雪、花坊、河野未彩、小金沢健人、小松千倫、鈴木昭男、鈴木ヒラク、髙木遊、たかくらかずき、高村佳典、多田恋一朗、中村壮志、松田将英、BIEN、BIEN×ARIKA、Hiro Tanaka、光岡幸一、藤生恭平、宮北裕美、宮崎勇次郎、保良雄、山本努、吉田山、渡邊慎二郎の作品をご覧いただけます。 写真は参考作品 冨安由真《The Doom》2021年、個展「The Doom」2021-22年、アートフロントギャラリー(展示風景より)

井村一登 「自分が映らない鏡」の世界を語る

2022/06/05

展示会情報

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井村一登 「自分が映らない鏡」の世界を語る

現在開催中の《村山悟郎×井村一登:重複するイメージ》で展示されている井村一登の作品は、作家が追及し続けている鏡の作品を中心としています。鏡と人間の関係が変遷してきた長い歴史に着目し、その一歩先を様々なアイディアによって具現化しつづける井村の世界観を、作品を前に語っていただきました。

村山悟郎-生成するドローイング、瀬戸内国際芸術祭とギャラリーを繋ぐ

2022/06/04

展示会情報

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村山悟郎-生成するドローイング、瀬戸内国際芸術祭とギャラリーを繋ぐ

現在アートフロントギャラリーで開催中の二人展、《村山悟郎×井村一登:重複するイメージ》には村山悟郎の作品6点が展示されています(協力:Takuro Someya Contemporary Art)。 これらの作品は、瀬戸内国際芸術祭2022に参加している村山が、男木島の古民家を舞台に展開している作品に連なるものです。貝殻模様をモチーフととして規則性をもって生成される壁画や、床の間の古い木材を用いた板絵などの現地の作品をギャラリーでも見せられるように新たに創作したもので、情報理論や生命科学といった今までにない視座からアートを捉えなおそうという作家の意気込みを語っていただきました。(ギャラリー展示作品の画像: Courtesy of Art Front Gallery)

「元田久治:CARS」展、開幕直前特集-取扱作品から新作、制作風景まで一挙紹介

2022/05/27

展示会情報

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「元田久治:CARS」展、開幕直前特集-取扱作品から新作、制作風景まで一挙紹介

6月24日よりAFGでは5年ぶりの個展「元田久治:CARS」を開催する元田久治。元田といえばリトグラフを駆使し現代に存在するランドマーク的な建物を廃墟化した、精微な風景画が真っ先に思いつきますが、今回の展示ではミニカーをモチーフとした新たなシリーズを展開します。個展開催に先立ち、アートフロントギャラリーの取扱い作品より廃墟画として確固たる地位を築いた作品と、一足先に発表予定の新作を一挙にご紹介します。また、新作の制作状況の様子もご紹介します。 (作品のお問合せはcontact@artfrontgallery.com まで)

Gallery's Picks for the Month (若手アーティスト紹介)

2022/05/27

お知らせ

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Gallery's Picks for the Month (若手アーティスト紹介)

今月は、先日大阪のイベントにて、アートフロントギャラリーより初めて紹介した2名の若手アーティストについて詳しくご紹介します。これからの活躍が期待できる作家たちのエネルギー溢れる作品をぜひご覧ください。 ご紹介した作品は、東京のアートフロントギャラリーにて取り扱っております。作品のお問い合わせはcontact@artfrontgallery.com もしくは03-3476-4868(担当:庄司・坪井)までご連絡ください。 (写真:青山夢《Sunday》415 x 325 x 50mm / 2022年 / 素材:シルク、アクリル絵具、糸、綿)

MEET YOUR ART FESTIVAL 2022

2022/05/12

作家情報

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MEET YOUR ART FESTIVAL 2022

栗林隆、大巻 伸嗣、鈴木ヒラクが、恵比寿ガーデンプレイスで5月13日~15日に行われるアートとカルチャーの祭典「MEET YOUR ART FESTIVAL 2022 ‘New Soil’」に参加します。 アート専門のYouTube番組を開設するなど、アーティストインタビューや現代美術の知識を紹介してきた、アートメディア「MEET YOUR ART」によるイベントです。ご注目ください。 ■MEET YOUR ART FESTIVAL 2022 会期:2022年5月13日〜15日 会場:恵比寿ガーデンプレイス 住所:東京都渋谷区恵比寿4-20 開館時間:13日 12:00〜21:00、14日 10:00〜21:00、15日 10:00〜20:00 料金:一般 2500円 / 学生 1500円 【ART EXHIBITION】 The Voice of No Mans Land 会場:ザ・ガーデンホール アーティスト: 篠田太郎、栗林隆、大巻伸嗣、宮永愛子、鈴木ヒラク、毛利悠子、AKI INOMATA、佐々木類 キュレーター: 山峰潤也(ANB Tokyo・ディレクター) ----- 世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう※ 文化人類学者のレヴィ=ストロースの『悲しき熱帯』の終わりに書かれた一節。 これは西洋中心的な世界観で発達してきた20世紀の中において、自然や他国の民族を含む他者を意識された言葉として、注目されました。 しかし、この言葉はCOVID-19によって改めて自然という環境に取り囲まれた世界にいることを認識させられた今にも響いてくる言葉です。 本展覧会では、この言葉に触発されながら自然の持っている生命力、美しさ、そして、無常感に回帰しながら、人間が去った世界を想起させる展覧会となります。 近代の人間中心的な世界像の時代から、環境や他者と共にある社会を目指すようにシフトしつつある時代の中で、アーティストたち自然の物質や生命から触発された作品を介して、訪れた人に人間と環境のこれからの未来について思いを巡らす時間を提供します。 【ART FAIR】 会場:PORTAL POINT -----

北斎と現代アート ART HANKYU 2022

2022/05/04

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北斎と現代アート ART HANKYU 2022

アートフロントギャラリーは、5月5日より大阪・阪急うめだ本店で開催される「北斎と現代アート ART HANKYU 2022」に参加します。 世界の人々を魅了する 江戸の浮世絵師・葛飾北斎の代表作『北斎漫画』と、 四季折々の富士山を描いた『富嶽百景』の展覧会と共に、 日本を代表する現代アートの6ギャラリーがセレクトしたアーティストの作品が一堂に展開されます。アートとの出会いを楽しみ、コレクションする喜びをご体感ください。 参加作家(アートフロントギャラリー): 大岩オスカール 田中望 金氏徹平 角文平 エコ・ヌグロホ 石田恵嗣 川獺すあ 青山夢 藤堂 川俣正 クリスト

開幕!!大地の芸術祭 越後妻有2022

2022/04/29

作家情報

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開幕!!大地の芸術祭 越後妻有2022

ついに大地の芸術祭が開幕しました! 本展は、新潟県・越後妻有地域の広大な里山を舞台に20年続く芸術祭です。8回展は、1年の延期を経て、春から秋まで開催されます。アートフロントギャラリー関連作家も多数参加しますので、ぜひご注目ください! 会期: 2022年4月29日(金祝)~ 11月13日(日)全145日間(火・水曜休み) 開催地: 越後妻有地域 (新潟県十日町市、津南町) 760k㎡ 【春・夏・秋】 河口龍夫 新作「農具の時間」、「引き出しアート」、「「関係 - 黒板の教室」(教育空間)」 椛田ちひろ 新作「ゆく水の家」 磯辺行久 「磯辺行久の世界―記号から環境へ」 中谷ミチコ 「遠方の声」 カールステン・ニコライ 「Wellenwanne LFO」 レアンドロ・エルリッヒ 「Palimpsest: 空の池」、「Lost Winter」 田中信太郎 「○△□の塔と赤とんぼ」 蔡國強 (ツァイ・グオチャン) 「ドラゴン現代美術館」(6/2~) 大岩オスカール 「かかしプロジェクト」(6/2~) 【夏】 大巻伸嗣 「影向(ようごう)の家」 磯辺行久 「三箇の人々は自然の厳しさ恵みをいかし、郷土を育んできた」 【夏・秋】 磯辺行久 「昔はみんなたのしかった  文化人類学手法によるフィールド・ワークから」、「消えた集落 閉村の碑からよみとるもうひとつの理由」 川俣正 「スノーフェンス」、「妻有アーカイブセンター」 藤堂 「パレス黒倉」 安野太郎 「部屋とピアノの為のコンポジション『偽ハルモニア論』」 【特別展示】 「大地のコレクション展2022」 出品作家:大岩オスカール、金氏徹平、エステルストッカー 他多数 その他にも世界各地のアーティストが参加している本展、 全部で38 の国と地域263 組の作家が参加し、常設210点に新作123点(先行公開作品含む)が公開されます。

Gallery's Picks for the Month

2022/04/26

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Gallery's Picks for the Month

今年の春の大型連休は各地で関連作家の作品を見る事ができます。その中から3つのイベントと、ご購入してご自宅でも楽しめる彼らの作品を紹介します。詳細はこちら ■4/22(金)~ 5月8日(日) 角文平 個展「宇宙の箱舟」@ 渋谷ヒカリエ、東京 ■4/29(金)~ 11月13日(日)大地の芸術祭 越後妻有2022 in 新潟県十日町市、津南町 ■5/4(水)~ 9日(月)北斎と現代アート ART HANKYU 2022 @ 阪急うめだ、大阪

瀬戸内芸術祭 ムニール・ファトゥミの新作「実話に基づく」

2022/04/18

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瀬戸内芸術祭 ムニール・ファトゥミの新作「実話に基づく」

瀬戸内国際芸術祭にムニール・ファトゥミの新作が生まれた。粟島の廃校に続き、今回は宇野港エリアの三宅医院という、40年間使われていなかったクリニックが舞台。手術室や薬剤室などの部屋に約20年前にフランスで制作された映像が流れる。これは”Architecture Now!”というビデオ作品で、第一次大戦後に多数の異なる民族が住みついたアパートが壊される様子を作品化したものだ。2000年から2005年までに制作された15編のビデオと2004年の16点の写真作品から構成される。コロナ禍で作家の来日は叶わなかったが、遠くフランスの地から、この世界に「住む」、住み続けることについて廃屋のインスタレーションを通じて問いかけている。 この作品は現代の社会状況を鋭く切り取るファトゥミらしい作品となっている。ファトゥミはモロッコ出身でフランスで長く活動しているが、常に西洋文化のアウトサイダー的な視点を持ち続け、宗教・教育・政治等に深く根差した作品をインスタレーションやビデオで制作している。医療を題材にしたことも歴史的なアプローチで作品をつくったことがあり、アートフロントギャラリーでは昨年春に展示し、好評を博した。

瀬戸内国際芸術祭開幕 男木島で村山悟郎が滞在制作

2022/04/14

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瀬戸内国際芸術祭開幕 男木島で村山悟郎が滞在制作

瀬戸内国際芸術祭春会期(4月14日-5月18日)が開幕。参加作品を村山悟郎が男木島で制作した。築90年を超える古民家、浜口邸を舞台に2週間余り滞在し、前回の芸術祭に続いて新たな展示が加えられた。 「男木島固有の時間性がある。島の地勢と太陽と2時間おきに往来するフェリーによって緩やかにかつ厳格に流れる時間、それを着想の出発地点にして、築90年超の建物空間と、作者自身の滞在制作の時間経過、そして植物/樹木や貝殻はそれぞれの成長過程と共にみずからの身体にライフログとして固有の時間を構造化する生体であり、これらの固有の時間が連動しながら生成する場をつくる試みです。」と村山さん。 有機的な連続パターンが壁に広がる2階部分、またかつてこの家の床の間に使われていた地板を利用した、植物をモチーフとした作品を1階部分に展示。絶えず生成と分解をくりかえす生命とその時間を感じられる世界をぜひ体験してください。

中谷ミチコ :リアル(写実)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと、2022-23年 全国巡回

2022/04/08

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中谷ミチコ :リアル(写実)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと、2022-23年 全国巡回

4月9日(土)より、中谷ミチコの作品が平塚市美術館で開催される展覧会「リアル(写実)のゆくえ現代の作家たち 生きること、写すこと」に出品されます。(中谷については こちら) ■市制90周年記念 リアル(写実)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと ■全国巡回予定 2022年4月9日 -6月5日(日) 神奈川県 平塚市美術館 6月12日(日)-7月21日(木) 栃木県 足利市立美術館 7月29日(金)-8月31日(水) 富山県 高岡市美術館 9月23日(金)-11月20日(日) 広島県 ふくやま美術館 11月29日(火)-2023年01月29日(日) 新潟県 新潟市美術館 久留米市美術館 出品作家作品 【序章】松本喜三郎、安本亀八、高橋由一、室江吉兵衛、室江宗智、高村光雲、関義平、須賀松園(初代)、平櫛田中 【彫刻】佐藤洋二、前原冬樹、若宮隆志、小谷元彦、橋本雅也、満田晴穂、中谷ミチコ、本郷真也、上原浩子、七搦綾乃 【絵画】本田健、深堀隆介、水野暁、安藤正子、秋山泉、牧田愛、横山奈美 幕末から明治初めに流行った生人形の迫真の技は、当時の日本人はもとより、来日した西洋人にも大きな衝撃を与えました。明治20年代に滞日した人類学者シュトラッツは「解剖学の知識もなしに強い迫真性をもって模写することができる」生人形師の力量に感嘆しました。また、彼は、生人形が理想化も図式化もされず、ありのままの姿であることにも着目しています。 高村光雲も幼い時に松本喜三郎の生人形の見世物を見ています。後年、彼は西洋由来ではない写実を気付かせた存在として、松本喜三郎をはじめとする生人形師を敬慕しています。 ここで重要なのは、写実表現はそもそもこの国にあったということです。遡れば江戸期の自在置物、さらには鎌倉時代の仏像に行きつきます。写実は洋の東西を問わず追求されてきたと見るべきでしょう。日本は近代化する過程において西洋由来の新たな写実表現を受容しました。これは既存の写実の方法や感性を新たに上書きする、もしくは書き替える作業であったことと思われます。 今また写実ブームが到来しています。現代の作家が手がけた作品にも先祖返り的な要素が見受けられます。これは旧来の伝統的な写実が息づいている証です。連綿と続く写実の流れが、いわば間欠泉の様に、息吹となって彼らの作品を介して噴出しているのです。また、彼らの作品の中には近代的なものと土着的なものが拮抗し、新たな写実を模索している姿勢も見出せます。このような傾向は、高橋由一まで遡ることができます。 本展は、松本喜三郎らの生人形、高橋由一の油彩画を導入部として、現代の絵画と彫刻における写実表現を検証するものです。西洋の文脈のみではとらえきれない日本の「写実」が如何なるものなのか、またどのように生まれたのか、その手がかりを探ります。 photo : 《夜を固めるⅢ(雨)》2019 平塚市美術館 展示風景 2022

金氏徹平「S.F. (Something Falling/Floating)」@市原湖畔美術館、千葉

2022/04/08

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金氏徹平「S.F. (Something Falling/Floating)」@市原湖畔美術館、千葉

世界の形態が変容する今、金氏徹平が新たに「彫刻」を問う! 金氏徹平の大型個展「S.F. (Something Falling/Floating)」が4月16日より千葉県の市原湖畔美術館にて開催されます。それにあたり、これまで金氏が制作してきた作品の中から、今回の個展に通ずる作品シリーズを紹介します。個展では、今まさに制作中の新作も多数展示される予定です。旧作からの流れと共にどうぞご期待ください。

金氏徹平『消しゴム畑』 @ 池上、東京

2022/03/24

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金氏徹平『消しゴム畑』 @ 池上、東京

金氏徹平とチェルフィッチュ(演劇カンパニー)による、人とモノと空間と時間の新しい関係性を提示する「消しゴム」シリーズの”日常空間版”、『消しゴム畑』 at 池上が開催されます。 2020年よりYouTubeでのオンライン配信、ロームシアター京都での映像インスタレーション展示を経て、池上の街に出現。寺町・池上の時間流れの中で展開される美術家 金氏徹平の彫刻と俳優たちの日常空間でのパフォーマンスが交差するとき、どんな空間が立ち上がるのか――。 ■『消しゴム畑』 at 池上 日程:2022年3月25日(金)〜31日(木) 時間:11:00〜17:00 ※会場の営業時間に準ずる 会場:KOTOBUKI PourOver (〒146-0082 東京都大田区池上3-29-16) 入場無料・予約不要 上映会&トーク:『消しゴム山は見ている』 日程:2022年3月26日(土)14:00〜17:30(予定) 会場:本妙院(〒146-0082 東京都大田区池上1-33-5) 参加費: ¥1,000 申込(先着順):https://chel-talk-2203.peatix.com

安野太郎 ゾンビ音楽『大霊廟Ⅲ』 @ 京都芸術センター

2022/03/24

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安野太郎 ゾンビ音楽『大霊廟Ⅲ』 @ 京都芸術センター

3月26日(土)、27日(日)に安野太郎が京都芸術センターにて、「ゾンビ音楽」の5年ぶりとなる新作公演を開催します。ぜひご注目ください!(安野についてはこちら) ■KAC Performing Arts Program 2021/Music #3 安野太郎ゾンビ音楽『大霊廟Ⅲ』—サークル・オブ・ライフ― 日時: 3月26日(土)19時開演 3月27日(日)14時開演 会場: 京都芸術センター 講堂(〒604-8156 京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546−2) ヴェネチア・ビエンナーレ出展作家、安野太郎。5年ぶりの新作「大ゾンビ音楽」公演!! 競い合いながらも連鎖していく音楽家たちの人生を彩るのは、4メートルの巨大演奏装置と「ゾンビ」たち?! 新作大ゾンビミュージカル『大霊廟Ⅲ』ーサークル・オブ・ライフーは、音楽行為や表現をめぐるエコシステムをテーマにしています。本公演の制作のために安野らは、音楽をめぐる価値づけや、音楽を取り巻く労働や社会生活の実態について、様々な立場で音楽に関わる音楽家への、アンケート調査やインタビュー取材を行いました。 今回の公演は、これらの取材成果と新旧のゾンビ音楽とを織り交ぜて構成されます。ゾンビ音楽を奏でるのは、ゾンビオペラ『死の舞踏』(フェスティバル/トーキョー15, 2015)で初登場した高さ4メートルの櫓による大ふいご装置。これまで人間と全く異なる存在であると考えられてきた「ゾンビ」たちが、人間と美学の悲喜交々を音楽で彩る「ゾンビ音楽」の新たな展開に、ぜひご期待ください。

浅見貴子@東京国立近代美術館 MOMAT コレクション展

2022/03/23

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浅見貴子@東京国立近代美術館 MOMAT コレクション展

浅見貴子の《梅に楓図》が東京国立近代美術館のコレクション展に展示されています。今回は入り口を飾るように掛けられ、白麻紙の白とシャープな墨色のコントラストが濃紺の壁面に映えて来場者を招きいれています。(浅見貴子の作品については こちら) 近代美術館に作品が納入されて以来、主に春に展示の機会がありましたが、2年前はコロナで美術館が一時休館するなどなかなかゆっくりと鑑賞できずにいました。今回は鏑木清方展と同時開催ということで、現代日本画の新たな手法を模索する旗手のひとりとして取り上げられています。作品のそばには、同じ庭の梅の木をスケッチしたドローイングも展示、季節ごとに違った表情を見せる木の構造や外に向かって拡がる力をお楽しみください。 ■会期2022年3月18日(金)-2022年5月8日(日) 月曜休館 ■時間 10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00) ■会場 東京国立近代美術館 

角文平 個展「宇宙の箱舟」@ 渋谷ヒカリエ

2022/03/18

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角文平 個展「宇宙の箱舟」@ 渋谷ヒカリエ

角文平が4月22日(金)より、渋谷ヒカリエにて個展を開催します。 ■タイトル:宇宙そらの箱舟はこぶね ■日程:2022年4月22日(金)- 5月8日(日) ■営業時間:11:00 - 20:00(最終日は18:00まで)、会期中無休 ■会場:渋谷ヒカリエ 8階 CUBE1,2,3(〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1) ■協力:アートフロントギャラリー 「嘗て、人間は月に大砲で行くことを考えました。 今考えれば滑稽な話ですが、ジュール・ヴェルヌの小説『月世界旅行』において空想科学的に書かれたこの絵空事は、その後、科学技術の発展ともに研究が進み、現在では民間で宇宙に到達できる時代となりました。」—―—角 文平 現在開催中の岡本太郎賞をはじめ、瀬戸内国際芸術祭、いちはらアート×ミックスといった芸術祭、および個展を含む自らの活動の中で、家(住環境)をテーマに作品を展開してきた角文平。今回角は自身の作品を振り返る中で、空想科学的発想がその根本にあったことに気付き、これまでに作った”家”に関する作品を集結させます。そう遠くない将来に、地面を含む住環境の基盤(地盤)が怪しくなる世界が訪れると仮定し、これに対して、空想科学的解決策を作品として示すつもりです。角のこれまでの作品によるクロニクル的な展示となる一方、昨今の民間による宇宙開発の再燃をうけた、宇宙移住計画のテーマに沿って付け加えられた要素が新たな展開を見せる作品群を公開します。技術の先を行く角の発想をお楽しみください。—―—アートフロントギャラリー

【ポストカード】アペルト15 冨安由真 The Pale Horse(金沢21世紀美術館)

2022/03/13

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【ポストカード】アペルト15 冨安由真 The Pale Horse(金沢21世紀美術館)

アートフロントギャラリーでは、金沢21世紀美術館で開催中の展覧会「アペルト15冨安由真 The Pale Horse」の展示風景写真のポストカードと、馬のドローイングが印刷された冨安由真オリジナルデザインの封筒をセットにしたポストカードセットを販売しております。 オンラインでもご注文頂けますので、ぜひこの機会にご購入下さい。 ■「アペルト15 冨安由真 The Pale Horse」ポストカードセット 内容:ポストカード5枚 + オリジナル封筒1枚 サイズ:ポストカード 各100x148mm / 封筒162×114mm 価格:¥900+TAX

春原直人 - THE NORTH FACE

2022/03/11

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春原直人 - THE NORTH FACE "Nature in Ourselves"

春原直人の作品が全面にプリントされた新しいアイテムがTHE NORTH FACEのより販売されました。 (春原の作品についてはこちら) そして、そのアイテムに使用された原画や今回のために特別に制作された新作のインスタレーションが東京・原宿にあるTHE NORTH FACE MOUNTAINとTHE NORTH FACE ALTERにて開催されています。身体的な経験が抽象的な風景として描かれるダイナミズム、平面作品の新たな可能性を切り開く作品を存分に楽しんでいただける機会になれば幸いです。 期間 2022年3月10日(木) — 4月5日(火) THE NORTH FACE Mountain 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-10-11 原宿ソフィアビル1F THE NORTH FACE Alter 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-10-9 原宿董友ビル1F ■“Nature in Ourselves” by NAOTO SUNOHARA 1966年のブランド創業以来、THE NORTH FACEは「壁」を障害物ではなく、可能性を探究する挑戦の場として捉えてきました。「登る」というプリミティブな行為を通じて自然と対峙し、自らの想像力を刺激することで、「自然」、「天性」、「本質」としての「nature」を呼び覚ますことができると信じています。こうした私たち一人一人が持つクリエイティビティや内なる自然の象徴として、自らが山行中に体験した身体的な動きを抽象的な風景として表現する新進気鋭の画家、春原直人が制作したアートワークを全面にプリントした新しいアイテムが誕生しました。

金氏徹平	@ 森美術館、六本木

2022/03/04

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金氏徹平 @ 森美術館、六本木

金氏徹平が六本木の森美術館で開催中の「MAMコレクション014:重力と反転、ミクロとマクロ―立石大河亞、イン・シゥジェン(尹秀珍)、岩崎貴宏、金氏徹平」展に出品しています。 (金氏については こちら) ■MAMコレクション014: 重力と反転、ミクロとマクロ―立石大河亞、イン・シゥジェン(尹秀珍)、岩崎貴宏、金氏徹平 会期: 2022.2.18(金)~ 5.29(日) 会場: 森美術館(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー) 最新の科学がもたらす知見やテクノロジーの進歩によって、昨今の空間認識、世界観は変化しているといえます。重力の塊であるブラックホールなどをはじめ、宇宙における時空、すなわち時間と空間は、地球上におけるように一定ではないこと、宇宙は一つではないかもしれないこと、また数多く発見された太陽系外惑星で生命が存在する可能性があることは、ニュースなどでも取り上げられています。また宇宙的な視座に立てば、私たちがミクロやマクロと呼ぶものも、私たちのスケールに合わせたものの見方でしかないということになります。さらには、コロナ禍の影響によってオンライン会議が一般化した現在、「今、ここで、同じ空間にいる」という認識もかなり変化したといえるのではないでしょうか。 本展では、こうした地球上の重力、時間、空間、スケール感から解放された、自由な視点を表現している作品群を展示します。立石大河亞の重力が反転したかのように見える高速道路と宇宙を背景にした富士山が登場する《富士ハイウェイ》、ミクロとマクロの世界が混在する《ミクロ富士》、岩崎貴宏の重力の方向に反転し上下対称となった金閣寺《Reflection Model》、金氏徹平の様々なものがあふれ出す謎の《タワー》、イン・シゥジェン(尹秀珍)のスーツケースに入った小さな東京《ポータブル・シティ――東京》。これらは、私たちの世界が水平ではなく、さまざまなスケールや幾つもの次元で構成され、ミクロとマクロが繋がっていることを提示してくれるかのようです。

アートフェア東京 2022 @ 東京国際フォーラム

2022/03/01

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アートフェア東京 2022 @ 東京国際フォーラム

アートフロントギャラリーは、3月10日(木)から13日(日)まで東京国際フォーラムで開催される国際的アート見本市「アートフェア東京 2022」に出品いたします。 今回は、金氏徹平、角文平、カネコタカナオの作品を展開。キダルト(キッズxアダルト)をテーマに遊び心ある作品を出品いたします。

川俣正「仙台インプログレス」@せんだいメディアテーク

2022/02/25

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川俣正「仙台インプログレス」@せんだいメディアテーク

川俣正が仙台市沿岸部で展開するプロジェクト「仙台インプログレス」の資料展が開催中です。(川俣については こちら 2017年から2020年にかけての制作の記録や2021年度の新たな作品「新浜タワー(仮称)」の模型などを展示。川俣氏のこれまでの活動をまとめた書籍などとあわせて紹介します。 ■川俣正「仙台インプログレス 資料展」 日時: 2022年2月17日−5月8日 会場: せんだいメディアテーク(宮城県仙台市青葉区春日町2−1) 1階エレベーター脇、7階ラウンジ 無料 「仙台インプログレス」 アーティスト:川俣 正 世界的に活躍するアーティスト川俣正氏によるプロジェクト。津波で被災した仙台市沿岸部・新浜地区の貞山運河沿いで、「みんなの橋」設置に向けて活動します。 「みんなの橋」とは、新浜地区の住民から「橋が津波で流されて運河を渡れなくなった」という話を聞いて構想された、橋の機能を持った作品です。 同地域で活動する人々との交流と、刻々と変化する沿岸部の状況に呼応しながら、プロジェクトを展開していきます。

角文平 @ 川崎市岡本太郎美術館

2022/02/19

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角文平 @ 川崎市岡本太郎美術館

角文平が第25回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)に入選し、川崎市岡本太郎美術館にて作品を展示しています。(角については こちら ) ■第25回岡本太郎現代芸術賞展 会期 2022年2月19日(土)〜2022年5月15日(日) 会場 川崎市岡本太郎美術館(神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5生田緑地内) 「第25回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」展関連イベントとして、入選作家によるリレートークを行います。作家のトークと併せて作品を鑑賞すると、よりいっそう展覧会を楽しめます。貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。 ※場所:企画展示室 (要観覧料) ※時間:各回14:00~(1時間程度)  3月27日(日) 岡田杏里、角文平、GengoRaw(石橋友也 + 新倉健人)、出店久夫、三塚新司 そのほかの日程 4月9日(土) 4月23日(土) 5月15日(日) *トークリレーの詳細については、展覧会のウェブサイトをご確認下さい。 時代を創造する者は誰か――― 1954年、岡本太郎43歳のときに出版された『今日の芸術』。この本には「時代を創造する者は誰か」というサブタイトルがつけられていました。1996年、岡本太郎没、享年84歳。 その直後、岡本太郎記念現代芸術大賞(2006年 岡本太郎現代芸術賞に改称)、通称「TARO賞」が創設されました。彼の遺志を継ぎ、まさに「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。今年で25回目をむかえた本賞では、 578点の応募があり、厳正な審査の結果、24名(組)が入選を果たしました。 入選作品は、川崎市岡本太郎美術館「第25回岡本太郎現代芸術賞」展 にて公開します。21世紀における芸術の新しい可能性を探る、「ベラボーな」(太郎がよく使った言葉です)作品をご覧ください。

アートフロントギャラリー@大阪

2022/02/12

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アートフロントギャラリー@大阪

アートフロントギャラリーは、2月16日(水)より、阪急うめだ本店で開催される「阪急百貨店×アートコレクターズ ニュースター達の美術展 2022」に出展いたします。 作品は阪急うめだ本店9階での展示会場だけでなく、ECサイトからもご購入頂くことができます。また、会場の雰囲気もオンラインで味わえるVRでの会場の紹介も予定。 是非、大阪で!ご自宅で!作品をお楽しみください。 そしてアートフロントギャラリーからは、ギャラリーイチ押の3作家を紹介します。是非ご注目ください! 鴻崎正武 セントレジスホテル大阪や梅田蔦谷書店のパブリック・アートも手掛ける。大作の屏風に加え、立体や小品もご紹介します。 西澤知美 これまでも「現代における美容と医療の在り方」を切り口に作品を発表し続けてきた西澤が、広告の様に美しくつくられた表装の裏にあるアイロニーを表現した作品を発表します。 春原直人 第8回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展やVOCA展2021にてそれぞれ2人の推薦者に推薦され入選するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの20代。山を題材に描いた力強い絵画作品を出品します。 ■ニュースター達の美術展 2022 期間:2022年2月16日(水)~21日(月)  午前10時~午後8時 ※催し最終日は午後6時終了  会場:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー・アートステージ 展示販売・入場無料

大岩オスカール @ 国立国際美術館、大阪

2022/02/08

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大岩オスカール @ 国立国際美術館、大阪

大岩オスカールが、大阪の国立国際美術館で開催中の展覧会「感覚の領域今、「経験する」ということ」に参加しています。(大岩については こちら) ■特別展「感覚の領域 今、「経験する」ということ」 2022年2月8日(火)– 2022年5月22日(日) 国立国際美術館(大阪府大阪市北区中之島4-2-55) 出品作家: 飯川雄大、伊庭靖子、今村源、大岩オスカール、中原浩大、名和晃平、藤原康博 現代美術の分野で独自の視点と手法によって、実験的な創作活動を展開している7名の美術家を紹介する展覧会を開催します。 今日、人類は数々の地球規模の困難な問題に直面しています。人々を取り巻く環境は激変し、それが一人一人の心のありように大きな影響を及ぼしています。さらに、昨今のコロナ禍によって、世の中の混迷の度合いはより深まっていきました。われわれの生活習慣は大きく変化し、日常生活において多くの行動が制限される中で、新しい経験のあり方が問われるようになりました。 そのような状況の中で、現代美術は、人々に多様な経験の機会を提供する媒体として注目を集めています。本展の7名の作品においても、その経験の質はさまざまです。全身の感覚を伴う身体的なもの(飯川雄大、今村源)から、瞼の内側に生起する生理的な反応へと訴えかけるもの(伊庭靖子、中原浩大、名和晃平)。あるいは、記憶や想像力を動員する思考的なもの(大岩オスカール、藤原康博)まで、それぞれが経験の多様性を示唆しています。 その意味において、「美術=視覚芸術(ビジュアルアート)」という捉え方は、すでに過去のものになったと言えるのかもしれません。人間の感覚における「視覚」の優位性は依然として保たれているとはいえ、現代美術は、今や身体を含めた全感覚的な存在になったと考えられるからです。美術とは、視覚の可能性の限界を押し広げようとする人類の挑戦であった時代を経て、今や、私たちのあらゆる感覚器官を稼働させることによって遭遇する、新しい世界のイメージを開拓する行為であると考えることができるのです。それを「感覚の領域」の拡大と言い表してよいのではないでしょうか。 本展は、こうした今日の美術と人間の感覚を取り巻く状況を踏まえながら、美術家たちの進行形の状態にある先鋭的な試みに焦点を当てて紹介します。それらは、今まさに生起しつつある、リアルな世界の反映でもあります。展示空間は、さながら「感覚の実験室」に見立ててもいいでしょう。鑑賞者は、作品が完成された表現であると同時に、これから、まさに何物かになろうしている、可変的な存在であることを理解されることでしょう。本展を通して、多くの方々に美術家たちのユニークな作品と、そこに託されたメッセージを、さまざまな感覚の交錯する場の中で体験していただきたいと思います。 (photo : 大岩オスカール《Big Wave(2020)》2020、©Oscar Oiwa Studio)

川俣正 @ 埼玉県立近代美術館

2022/02/05

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川俣正 @ 埼玉県立近代美術館

川俣正の作品が埼玉県立近代美術館で開催中の開館40周年記念展「扉は開いているか―美術館とコレクション 1982-2022」に出品されています。 (川俣正については こちら) ■開館40周年記念展「扉は開いているかー美術館とコレクション 1982-2022」 会期 2022年2月5日(土)〜2022年5月15日(日) 前期:3月27日(日)まで 後期:3月29日(火)から 会場:埼玉県立近代美術館(埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1) この展覧会では、2022年に開館40年を迎える埼玉県立近代美術館そのものに焦点を当てます。この美術館の原点ともいえる開館前後の活動、黒川紀章の設計による美術館建築、美術館の活動と分かち難く結びつきながら成長するコレクション、コミッションワークやプロジェクトなど、様々な視点から40年間の活動を紐解き、美術館が築いてきた土台を検証するとともに、これからの美術館を展望します。 川俣の作品は、第4章で紹介———。 「同時代の作家とともに」と題された本章では、開館以来、美術館は多くのアーティストと協働し、その活動に伴走してきました。本章では当館の空間や建築に対して応答するようにして生み出された作品やプロジェクトを中心に紹介し、美術館と同時代美術との関係にも目を向けます。田中米吉《ドッキング(表面)No.86-1985》や宮島達男《Number of Time in Coin-Locker》など、美術館の空間に合わせて制作され、館内で常設展示されている作品にも注目します。 第4章の主な出品作家:川俣正、島州一、ナイジェル・ホール、田中米吉、宮島達男、佐藤時啓、塩﨑由美子、北野謙、トモトシ 他を予定 (photo: 川俣正《「Project Work in Saitama ’83」プラン・モデル》1983年、群馬県立近代美術館寄託)

Gallery's Picks for the Month (輝き続ける彼らのART)

2022/01/31

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Gallery's Picks for the Month (輝き続ける彼らのART)

今回は「輝き続ける彼らのART」と題して、近年惜しまれながらもこの世を去った作家達の作品を紹介しています。作家が生涯をかけて生み出し、表現し続けた作品群。その息吹を感じて頂けますと幸いです。 ・クリスト (1935 - 2020) and ジャンヌ=クロード(1935 - 2009) ・田中信太郎 (1940 - 2019) ・康夏奈 (1975-2020)

藤堂 @ KUON Flagship Store、神宮前

2022/01/27

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藤堂 @ KUON Flagship Store、神宮前

1月28日(金)より、東京・神宮前のKUON Flagship Storeにて藤堂がインスタレーション“On-site works_KUON”を開催します。 ファッションブランド<KUON(クオン)>の22年春夏コレクションの発表と併せて開催される本展。 <KUON(クオン)>の22年春夏コレクションのテーマは”Colors of Light”。目に映るもの、映らないもの全てに影響を与える『光』に着目し、プロダクトはもちろんシーズンルックにもそのイメージを落とし込んでいます。 そして、『場所の固有性』をテーマに作品を制作するアーティスト藤堂。代表的な作品は、史実を刻んだ世界各地の石をカットし、その切断面に積層ガラスを埋め込み磨き上げたものです。 『光』『時間』というキーワードで共鳴した両者。<KUON>シーズンルックでもテーマを表現するオブジェとして藤堂の作品を使用しています。 タイトル:On-site works_KUON 開催場所:KUON Flagship Store 住所:東京都渋谷区神宮前2-15-10 開催期間:1月28日(金)〜2月20日(日) ※作家在廊日:1月28日, 2月5日, 2月12日, 2月20日

冨安由真	× 楳図かずお、東京シティビュー

2022/01/26

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冨安由真 × 楳図かずお、東京シティビュー

1月28日より、冨安由真が六本木の東京シティビューにて開催される「楳図かずお大美術展」にて作品を発表しています。 冨安は本展の中で、楳図作品をテーマに作品を発表する3組の現代アーティストの1人として参加。 楳図かずおの「ZOKU SHINGO - 小さなロボット」が着彩される前のオリジナルの素描(鉛筆画)101点ー。現実と虚構を往来するような作品で高く評価されている冨安由真は、素描101点が展示されている部屋全体の演出を手掛けるとともに、部屋の中央には小屋のような構造物を制作しました。その小屋には冨安が楳図の素描からインスピレーションを受けて選定した家具やオブジェなどが置かれ、素描のモノクロームな世界と、夢の中にいるような光と影の空間演出が入れ子状になって交互に浮かび上がります。ここでは「ZOKU SHINGO - 小さなロボット」の着彩と素描の世界観、そして楳図かずおと冨安由真という2人のアーティストによる表現世界というパラレルワールドを体験いただけます。 ーーー 楳図かずお大美術展 会期 2022年1月28日(金)~3月25日(金) ※57日間/会期中無休 開館時間 10:00~22:00(入場は21:30まで) 会  場 東京シティビュー (東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階) 冨安由真《Shadowings》 2022年 ミクストメディア ©冨安由真 ©楳図かずお Photo: Ken Kato

【1月21日】営業時間変更のお知らせ

2022/01/19

お知らせ

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【1月21日】営業時間変更のお知らせ

平素よりお世話になっております。 大変ご好評を頂いております、冨安由真 個展「The Doom」ですが、メディア対応のため、下記の時間を臨時閉廊させて頂きます。 *** 1月21日(金)16:00-17:00臨時閉廊 *** ご不便をおかけますが、何卒ご理解頂きますよう宜しくお願い申し上げます。 開催中の展覧会 冨安由真 個展「The Doom」2021年12月17日(金)-2022年1月23日(日)

【1/15開催決定!!】冨安由真x中野信子トークイベント

2022/01/07

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【1/15開催決定!!】冨安由真x中野信子トークイベント

アートフロントギャラリーでは、冨安由真の個展:The Doomの開催を記念して、オンラインと会場でのハイブリッドトークイベントを開催します。 ゲストに脳科学者の中野信子さんをお迎えし、冨安由真の作品が持つ世界観を脳科学の視点を交えて語ってゆきます。 [日時] 2022年1月15日(土曜日) 10時30分~11時30分頃までを予定 [参加申し込み方法] 下記URLのPeatixよりお申し込みください。 https://artfrontgallery.peatix.com/ [参加費] ・会場参加:2,000円sold out ・Zoom参加:1,500円 *イベント終了後の1週間限定で見逃し配信をご覧いただけます。 *会場参加は先着を優先とし、人数制限がございます。 [ゲストプロフィール] 中野信子 脳科学者、医学博士、認知科学者 1975年、東京都生まれ。 東京大学工学部応用化学科卒業。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。人とその社会に生じる事象を科学の視点をとおして明快に解説し、多くの支持を受けている。現在、東日本国際大学教授/京都芸術大学客員教授。 著書に『サイコパス』(文春新書)、『ヒトは「いじめ」をやめられない』(小学館新書)、『シャーデンフロイデ他人を引きずり下ろす快感』(幻冬舎新書)、『戦国武将の精神分析』 (共著・本郷和人、宝島社新書)など、近著に『ペルソナ 脳に潜む闇』、『脳から見るミュージアム アートは人を耕す』(共に講談社現代新書)がある。 [最近の冨安由真作品] 冨安由真 個展 : The Doom @ アートフロントギャラリー(2021年12月17日(金)―2022年1月23日(日)) 「アペルト15 冨安由真 The Pale Horse」@ 金沢21世紀美術館 (2021年10月30日(土) - 2022年3月21日(月・祝)) 《Jacob's Ladder (Dream For Ascension) / ヤコブの梯子(終わらない夢)》いちはらアート×ミックス2020+(2021年11月19日(金)-12年26日(日)) 《The TOWER (Descension To The Emerald City) / 塔(エメラルド・シティに落ちる)》いちはらアート×ミックス2020+(2021年11月19日(金)-12年26日(日))

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