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山本晶、南条嘉毅:瀬戸内国際芸術祭2025 春会期

山本晶、南条嘉毅:瀬戸内国際芸術祭2025 春会期

2025/05/12

現在開催中の瀬戸内国際芸術祭2025〈春会期〉は、5月25日(日)までとなります。山本晶が参加する瀬居島でのプロジェクト、および南条嘉毅の作品は、春会期限定の公開です。この機会をどうぞお見逃しなく。

山本晶の作品については、こちらでもご紹介しています。

山本晶 / Aki Yamamoto
《瀬居島プロジェクト「SAY YES」》海を見る 山を見る
参加エリア:旧瀬居島中学校

〈作家コメント〉
ポコポコと丸みを帯びた山は、いくつも平野に置かれ、奥まで辿ると、そのうち島になり、いつのまにか海を見ている。ポコポコと浮かんで見える島は、そのうち山の稜線に変わって、いつのまにか山を見ている。
瀬居島が描かれる『鯛大網漁場図』は、立山(タテヤマ)と横山(ヨコヤマ)、山と島の線を結んだ漁師たちの漁場の地図。これを見て、アスファルトで陸続きになった瀬居島の現在の地図を描こうと決めました。

Rivers100x100cm_oiloncanvas2025.jpg
《Rivers》2025 / 100×100 cm / キャンバスに油彩

山も見るWe See the Mountains194x162cm_oiloncanvas2025.png
《山も見る》2025 / 194×162 cm / キャンバスに油彩

海も見るWeSeetheSea162x130.3 cm_oiloncanvas2025.jpeg
《海も見る》2025 / 162×130.3 cm / キャンバスに油彩

鯛大網漁場図KozaiSeaBreamFishingGroundMap100x100cm_oiloncanvas2025.png
《鯛大網漁場図》2025 / 100×100 cm / キャンバスに油彩

空中路FloatingPassage_dimensionvariable_wood_string_etc_2025.jpeg
《空中路》2025 / サイズ可変 / 木、紐

展示風景
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南条嘉毅 / Yoshitaka Nanjo
《幻海をのぞく》
参加エリア:沙弥島

島々に由来する風景、瀬戸内海成立の歴史などを感知させるインスタレーション。与島5島はかつて地続きだったが、縄文時代に瀬戸内海が成立するのに伴い低地が水没し、丘陵地が島となった。 その後も気候の変動や干拓、埋め立てなどで変化を続ける瀬戸内海の風景を、砂と映像、増減する水を用いて、浜辺に建つ一軒家の内部に再現する。周囲の風景が瀬戸内海の歴史の延長上にあることを感覚的に伝える作品。

展示風景
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瀬戸内国際芸術祭2025
春会期:4月18日〜5月25日
夏会期:8月1日〜8月31日
秋会期:10月3日〜11月9日
会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港、宇野港、瀬戸大橋、志度・津田、引田、本島、高見島、粟島、伊吹島、宇多津
住所:香川県高松市サンポート1-1-3F(高松港)
電話:087-813-2244(瀬戸内国際芸術祭総合案内所)
開館時間:会場によって異なる
休館日:会場によって異なる
観覧料:
3シーズンパスポート 一般 5500円 / 16〜18歳 2500円(要身分証) / 15歳以下 無料
1シーズン(春・夏・秋)パスポート 一般 4500円
ウェブサイト

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