プロジェクトProject
Gallery's Picks for the Month(アートフェア Tokyo Gendai )
ギャラリー
2023年7月7日(金)~7月9日(日)*7月6日(木)はVIPプレビュー
アートフロントギャラリーは、2023年7月7日〜9日(VIP 7月6日)にパシフィコ横浜にて開催されるアートフェアTokyo Gendaiに出展します。
ブースは「E06」著名または歴史的に重要なアーティストやテーマに基づく展示で構成されたセクション「Eda(Branch)」にて作品を展開します。ぜひブースにお越しください。(お問い合わせcontact@artfrontgallery.com)
<出品作家>
川俣正、原田郁、他
日程 | 2023年7月7日(金)~7月9日(日)*7月6日(木)はVIPプレビュー |
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会場 | 横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜) 〒220-0012神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1 |
ブース | E06(アートフロントギャラリー) |
ウェブサイト | https://tokyogendai.com |
関連 | 川俣正インタビュー(2023.06.29) https://qr.paps.jp/KfqL0 |
展示テーマ:現代におけるリアリティとは何か?
今回、アートフロントギャラリーのブースでは、80年代から世界で活躍する日本を代表する現代美術家 川俣正 と、コンピューターグラフィックスをモチーフに絵画作品を作る83年生まれの作家 原田郁 、二人の作品を中心に展示を構成します。
この2人の作品を同時に見せることで、時代による「存在・リアリティ」の在り方の違いをあぶりだす展示にすると同時に、同じ日本(アジア)において各時代に現れた2人のパイオニアの重要性を問いかけます。
特に原田にとっては、約15年ほど前からコンピューターグラフィックスを用いた絵画制作を行うという先駆的な表現の重要な立ち位置を、より多くの世界の人々に知っていただく貴重な機会となることでしょう。
川俣正 Tadashi Kawamata
川俣正はドクメンタやベニスビエンナーレにも参加した1980年代から現在に至るまで最前線で活躍する日本人作家のひとりです。
1984年にアートフロントがギャラリーを始めた直後に、川俣は我々と初めての個展を開催しました。”工事中”と題されたその展示は、当時代官山にオープンして間もない最先端の住居とお店の複合施設ヒルサイドテラスを木材で取り囲むというものでした。その姿は、ギャラリーやショップの営業時間も関係なしに、まるで工事現場のように真新しい建物を取り囲んでしまいました。当時その姿は、アートとしても誰もなしえたことがなく、あまりにも前衛的過ぎ、ゆえにその作品は周囲の人々の理解をえることができず、開始からわずか2週間で撤去を余儀なくされました。しかしこれは皮肉にも、ある週刊誌の報道によって川俣の作品に、アートの新しい可能性として注目が集まった直後のことでした。
その後、アートフロントでは2017年に川俣が当時(1984年)のリベンジとして、“工事中-再開”という展示を開催。この時には、川俣は世界中のあらゆるプロジェクトで名を馳せており、一部公道への張り出しの安全性を行政から指摘はされたものの大きな混乱はなく地域住民にも積極的に受け入れられました。
川俣正 - 「工事中」、1984、展示風景
川俣正 - 「 工事中 」 再開、2017、記録映像
原田郁 Iku Harada
今回アートフロントギャラリーのブースでは、2人の異なる「リアリティ(存在)」と向き合い表現を続ける作家の作品を展示します。あなたにとっての「リアリティ」は何なのか?ぜひ、ブースにきて作品を体感してみてください。
■Tokyo Gendai
2023年7月7日(金)~7月9日(日)
*7月6日(木)はVIPプレビュー
横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)
https://tokyogendai.com/