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元田久治、大岩オスカール @ 松濤美術館、渋谷

元田久治、大岩オスカール @ 松濤美術館、渋谷

2018/12/05

元田久治大岩オスカールが渋谷の松濤美術館にて開催される「終わりのむこうへ : 廃墟の美術史」展に出品します。

この展覧会は、西洋古典から現代日本までの廃墟・遺跡・都市をテーマとした作品を集め、これら「廃墟の美術史」をたどります。

栄華や文明の痕跡を残しながら崩れ落ちようとする建造物や遺跡。「廃墟」は西洋美術のなかで、風景画の一角にくりかえし描かれていました。興味深いことに 18 世紀から 19 世紀にかけていわゆる廃墟趣味が流行すると、「廃墟」は絵画の主役の地位を確立していきます。「廃墟」を愛でること、描くこと-この美学は、近代に日本の美術のなかにも伝播しました。

廃墟の画家として名を馳せた 18 世紀のユベール・ロベール、版画家ピラネージから、19 世紀のコンスタブル、20 世紀のアンリ・ルソー、マグリット、デルヴォー、そして江戸時代から日本の近現代の画家たち、亜欧堂田善、藤島武二、岡鹿之助、元田久治、大岩オスカール、野又穫まで、廃墟の主題は描き継がれているのです。

終わりのむこうへ : 廃墟の美術史
会期:2018年12月8日(土)~2019年1月31日(木)
開館時間:10:00-18:00(金曜日は20:00まで開館)
入館料:一般500(400)円、大学生400(320)円、高校生・60歳以上250(200)円、小中学生100(80)円 ※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
休館日:12月10日(月)、17日(月)、25日(火)、12月29日(土)~1月3日(木)、1月7日(月)、15日(火)、21日(月)、28日(月)
会場:渋谷区立松涛美術館(東京都渋谷区松濤二丁目14番14号)

【アーティスト・トーク】
1月12日(土)午後3時~4時(開場:午後2時30分) 定員80名
元田久治氏(出展作家、武蔵野美術大学准教授)
『遠い未来はいつか遠い過去になる』

写真:元田久治, Revelation-KabukichoⅠ, 2004, リトグラフ, 520 x 730 mm

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