"Every day Enigma: Reimagining Contemporary Life"
今回アートフロントギャラリーは、日常生活の複雑さを掘り下げ、ありふれた日常を非日常へと変貌させる、魅惑的な現代アート作品をご紹介します。
家具のショールームからインスピレーションを得た本展示ブースでは、ベッドルームやリビングルームといった日常的な家具が配置された展示空間に足を踏み入れることで、没入感のある体験を演出します。しかし、これらの部屋にはひねりが加えられており、そこで出会うアート作品たちは日常の「あたりまえ」に新鮮な発見と喜びをもたらしてくれるでしょう。
見慣れたものの中にある不思議な違和感との対話。日常の中の二面性——様々な視点からの気づき。アートを通して日常を再発見することで、改めてアートと出会うことの喜びをご提案します。
角文平 / Bunpei Kado
角文平《野生の記憶-椅子》参考作品
角文平は1978年 福井県生まれ。
角の特徴は、製作においてまず、手元にある材料からステレオタイプな「物」を作ることにあります。それは誰が見てもどこにでもありふれたナイフや椅子や引き出しでなければなりません。ステレオタイプな「物」でなければ日常品そのものが持つ「記号」としての意味が発揮されない、もしくは必要以上の意味が付随してしまうからです。
角の作品が次に特殊なのは物と物をパズルのように組み合わせることで本来の物が持つ機能や意味をずらし、新たな意味を生じさせることにあります。見慣れた物と物の組み合わせで実際にはあり得ないことを見せることが角文平の作品の明快な面白さであり、そこから生じる意味の振幅もこの数年で非常に広がりをみせています。
角はこのフェアにおいて複数の作品を紹介します。
一つは、この夏に銀座のメゾンエルメスのウインドウでも話題になったボルダリングホールドを島に見立てた作品「Floating Island」です。
このシリーズは近年の過度の展開でよく登場しており今後も発展していく予定の作品です。
2つ目は「Caned Forest」の最新作です。
韓国で初めて展示した同タイトルの作品は、ドラム缶の中に保管してある森と家で構成された作品で、インチョンにあるパラダイスシティホテルで行われた展覧会に出品されました。
今回は500㎜l の缶をイメージした透明な容れ物に土と木が入っています。
前回同様、未来のために森を残そうというメッセージにも見て取れます。
今回は日常を表す空間の中に登場する冷蔵庫とともに展示され自然と保存というメッセージが読みやすい構成になっています。
最後は「野生の記憶」です。このシリーズは作家の初期の活動より続くシリーズで、フランスにレジデンスしていたころに思いついたものです。
ヨーロッパの骨董品市にならぶ古い木製の家具や道具たちが美しく見えたことからもしこの道具たちが生きていたならと思いをはせ、生命の証としての発芽を通して木の記憶がよみがえるという形で考え出されました。
誰もが一度は考えるような空想を形にできる技術が角の最大の特徴かもしれません。
原田郁 / Iku Harada
原田郁《Garden-Piece 2017 (circle) #2》キャンバスにアクリル / 2017 / 90x90cm
原田郁は、1982 年山形県生まれ。80年代の家庭用PCが生まれた時代に生を受けました。原田の幼少期にはwindows 95の参入により本格的にPCが家庭に入り始め、原田が大学で学んでいた2000年代にはWindows2000, Apple社のiMACなど本格的に実生活と結びつき始めました。ポリゴン加工のイメージがプレイステーション2などのゲームを通して認知されたのもこのころです。
そんな原田の作風は、コンピューターの中に家や公園のある架空「インナーワールド」を作り、その仮想空間の中に立って見える風景を描き続けています。そこには木が生え、絵を飾るギャラリーさえ存在しているのです。コンピューター画面の中に作られた景観は「リアル」な現実世界のものではなく、ポリゴン加工の単純な形態とカラフルな色彩で組み立てられたCG空間です。それでもそこに陽は昇り、時間によって影が移動する。原田はこうしてシミュレーションで作りあげた自分の空間の中の世界を現実のキャンバスの風景画に置き換え、現実世界で絵を描き、物質として体感できる作品へと展開させます。最近では、立体も制作しており、仮想空間に描かかれたモノが現実に現れ、かつそれが再び描かれるという入れ子の関係性に発展。更には、ARやVRへの展開などにも挑戦しています。
原田はアートフロントで非常に期待される作家のひとりです。このフェアと同時期に同じソウル市内で開催されるLaluna galleryでの個展も控えています。
今回我々のブースで発表される作品は、その個展でも発表され窓のシリーズのものになります。円形の作品は、かつて参加したプロジェクトの現場にあった丸窓からヒントを得たといいます。また一方の窓作品も絵画の枠を超えてレリーフ化されており、彼女の作品の建築との親和性が見て取れます。
井村一登 / Kazuto Imura
井村一登《box-ordered peeling diagonal》鏡、ステンレス、LED / 2023 / 80x45x20cm
井村は1990年京都市生まれ。
ハーフミラー、球体鏡、LEDなどを用いて視覚や認識に関わる光学的な作品を制作する作家です。近年は鏡の歴史を紐解き、鏡の素材や技法を再構成することで「自分が映らない」鏡を手掛けるほか、様々なマテリアルを用いて制作の可能性を拡げています。瀬戸内国際芸術祭2016内のプログラムでは京都造形芸術大学城戸崎和佐ゼミ設計の『竹の茶室』に作品を設置したほか、近年は製薬会社やホテルなどにその土地の素材やテーマから制作したコミッションワークがコレクションされており、生活に分け入った場所に輝きを与えています。2022年に開催されたマツモト建築芸術祭ではまつもと市民芸術館の階段に沿って、和田峠の黒曜石を素材とした鏡を展示し、建築家伊東豊雄の設計と軽やかに調和する空間を創り出しました。
出品作の《box-ordered peeling diagonal》は、ボックスの中の鏡同士の反射で生まれた鏡像によって、数列が可視化されています。 生まれる数列は鏡の形状に依存しており、 平らな面には等倍の図像の列を、曲面にはまた別の秩序を作る。 鏡のボックスの中に、平面、凸面、光源を、コラージュすることで、奥行きを使ったアッサンブラージュの作品となっています。
また、自分が写らないセルフポートレート作品《tele portrait》も出品予定です。過去作の自身が映らない鏡《mirror in the rough》を被写体に、 自身が写らないセルフポートレートを撮影。 鏡の写真を鏡に印刷するという行為は、鏡と鏡を重ねることで 鏡としての反射の機能を奪う行為であり、写らないセルフ ポートレートは、映らない鏡という役割も再現しています。
「鏡」を軸に構想を重ね、素材への探求をも深める井村は、最初は水面だった「鏡」が、黒曜石、銅鏡、ガラスへの塗装など歴史と共に素材が変化し、その存在も神秘的なものから日常的な姿を写すものへと変化してきたことに着目し、見慣れた「あたりまえ」を深く問いかけアート作品へと昇華させている作家のひとりです。今朝、身だしなみを整えるためにみた「鏡」と、井村の表現する「鏡」。日常に新たな視点を与えてくれる作品との出会いとなるでしょう。
石田恵嗣 / Keiji ishida
石田恵嗣《少年と笛》キャンバスに油彩 / 2022 / 180x126cm
石田は1975年千葉県生まれ。2006年より渡英。西洋での長期の滞在をとおして、歴史や文化に触れ、オスカー・ムリーリョやダニエル・クリュー・チャブなどヨーロッパのスター候補の画家や、現在日本で頭角を現す現代美術作家の冨安由真らとの交流から多大な影響を受けました。これまで、イギリスのギャラリーからアートフェアに出展されるなどヨーロッパを中心に活動してきました。
石田についてフランス人美術評論家クレリア・チェルニックは次のように語っています。
「石田恵嗣の絵画は一見、西洋の絵本、イソップ童話、アンデルセン物語の絵に似ている。しかしよく見るとマジックリアリズムを感じさせるような、日常生活と不思議な世界への入り口とが入り混じった奇妙な好奇心が読み取れる。そこにあるのは訓話や無駄話ではなく、沈黙した静かな不思議さであり、登場するキャラクターの思いがけない出会いの中で 意味と言語が浮遊するようだ。この世界と言説の宙づり状態は、「モンタージュ」との三重の関係性によって構築されている。
(中略)
石田の作品は吊り橋のように、マンガの世界とヨウカイ(妖怪)の世界、昨日と今日の世界、巣穴から出てきたモグラの絵描きと我々の世界を―綱渡りのような優雅さで―繋いでいくのだ。」(クレリア・チェルニック「イメージのモンタージュ 」より)
子熊(ぬいぐるみ?)と笛を吹く少年が描かれたこの絵は一見暴れたような、絵の具の強い筆致が目立つ。作家によってある絵本から抜き出されたキャラクターが、その妙な組み合わせからストーリを逸脱し、奇妙さにドライブをかけていく。その激しい筆致は、キャラクターのイメージがもたらす、既知の物語がこの絵画にオーバーラップしてくることに呼応するかのようである。鑑賞者はこの絵を通して、意味と言語の浮遊をより強く感じ取ることができるだろう。日々起きる事件や出来事を横並びに並べてみたら、私たちが住む日常も案外これと変わらないのかもしれない。
東弘一郎 / Koichico Azuma
東弘一郎《machinery duchamp》参考イメージ
東弘一郎は、地域との対話から作品を構想するアーティストです。アート作品は、文化的な背景や価値観、個人的な経験や感情、社会的な問題などを表現することが可能といえるでしょう。東の作品表現は、鑑賞者(体感者)に対してさまざまな感情を呼び起こし、共感や共鳴を生む装置となることもあります。
これまで、東は在住する取手市(茨城県)で自転車を集めて、動く車輪を作品化してきました。都市空間に設置された車輪が鑑賞者の身体によって動き出すことにより、止まっていた過去の時間が再び働き出すようなイメージが視覚化され、インスタレーション作品からは、取手市が自転車の街であったという記憶や、自分ひとりの力ではどうにもできないこと、諦めてしまっていたこと、停止していた思考を動かしてみること、そのような思いが回転する車輪から、頭の中に湧き上がってくるようにも感じられます。
東のアート作品は社会的な問題についての意識を高めるだけでなく、共感や理解を生むことがコミュニケーションの促進であるとあらためて気づかせてくれる存在です。工業化社会によってグローバル資本主義が陰りを見せ始め、佐原地区でも少子高齢化による深刻な過疎化という現実に直面しているといいます。車輪は物を運ぶための手段として利用され、社会的な発展や人類の進歩のために重要な役割を果たしてきました。コミュニケーションも人々の意思や情報を円滑に伝えられるかどうかが社会の進展に大きな影響を与えることになるのではないでしょうか。
レアンドロ・エルリッヒ / Leandro Erlich
レアンドロ・エルリッヒ《Washing Machine - The Fate of Function》4点組 / 2018 / アルミニウム鋳造、クローム塗装 / 各41x29cm
レアンドロ・エルリッヒは、1973年アルゼンチン生まれ。ブエノスアイレス(アルゼンチン)とモンテビデオ(ウルグアイ)を拠点に活動。
エルリッヒは、コンセプチュアルアーティストとして、現実を知覚する根拠となるものは何か、また視覚を通じて現実を現実だと認識する鑑賞者の能力を探ろうと作品を発表しています。日常生活の中で見慣れた構造物はエルリッヒの作品に繰り返し登場するモチーフで あり、私たちが信じることと見ていることとの間に対話を生み出すことによって、美術館やギャラリーなどの空間と日常での経験との距離を縮めようと試みているかのようです。
今回出品するのは、洗濯機のレリーフ作品です。洗濯機の衣類を洗う機能とリンクするように、形状自体がうねり回転しています。衣服を洗うその動きが表面にあらわれ、素材そのものの形が変わったらどうなるのだろう?この作品は、そんな日常から生まれた疑問を形にしたような作品です。
主な近年の個展に、「レアンドロ・エルリッヒ展: 見ることのリアル」(森美術館、東京、2017年)、「Leandro Erich:Liminal」(ブエノスアイレス・ ラテンアメリカ美術館、アルゼンチン、2019年)、「Leandro Erich:The Confines of the Great Void(太虚の境)」(中央美術学院美術館、北京、中国、2019年)などがあり、金沢21世紀美術館の恒久展示作品《スイミング・プール》は2004年の設置から長い間高い人気を誇っています。
ムニール・ファトゥミ / Mounir Fatmi
ムニール・ファトゥミ《Maximum Sensation 13》スケートボード、祈祷用ラグ /14x22x81cm
ムニール・ファトゥミは1970年モロッコ、タンジェ生まれ。ローマの美術学院で学び、映像、インスタレーション、絵画彫刻等を手がけるマルチメディア作家です。
ポスト・コロニアリズムの世界における宗教、消費、イデオロギーなどのテーマと向き合いながら、自らのアイデンティティを普遍化させていく制作姿勢が高く評価され、世界中の個展、グループ展、国際展に参加しています。
2017年のヴェネチア・ビエンナーレではチュニジアが60年ぶりに参加となり、各所での展示を行った中、チュニジアの作家とは別に選ばれたムニールは「亡命館(エグザイル・パビリオン)」を作り、作家自身の移動と制作の軌跡を示しました。
2006年カイロ・ビエンナーレにてグランプリを受賞。2013年ダカール・ビエンナーレにてサンゴール賞受賞。2010年カイロ・ビエンナーレにてグランプリ受賞。2013年第3回ヴィクトリア&アルバート美術館ジャミール賞の最終選考に残るなど各地で着実に評価を得ている作家です。日本では森美術館のアフリカ・リミックス(2006)に続いて瀬戸内国際芸術祭(2016, 2019, 2022)、岐阜県立美術館「ディアスポラ・ナウ!~故郷をめぐる現代美術」展(2017年)、越後妻有大地の芸術祭(2018年)などに参加しています。
今回の出品作品 Maximum Sensation はイスラムの祈祷用のラグをスケートボードに貼り付けたものですがそのコンセプトについて、作家は次のように述べています。
「絨毯は静寂、集中、瞑想をを意味する。一方、スケートボードは
はスピード、都会的な生活、そしてワクワク感をを表している。どちらのオブジェも移動の感覚をもち、それを使う人に寄り添うものだからだ。
しかし、ひとたび絨毯とスケートボードが融合すれば、互いの特異性は打ち消しあい、一体化するのだ。」
今回、ファトゥミの作品はFrieze Seoul でのコラボレーションとして、Dior社が企画した期間限定のコンセプトストアにも登場しています。ソウル市内の聖水洞(ソンスドン / SEONGSU)に現れた建築の中に作品としてのバッグが展示されています(-9/17まで)。
水戸部七絵 / Nanae Mitobe
水戸部七絵《He's a great family man.》カーペットに油彩、2023、71x56cm
水戸部七絵は神奈川県生まれ。
一斗缶に入った油絵具を豪快に手で掴み、重厚感のある厚塗りの絵画を制作しています。以前よりモチーフとして、著名人の人物画を描いていましたが、14年米国での滞在制作をきっかけに匿名的な顔を描く「DEPTH」シリーズを制作し、16年愛知県美術館の個展にて発表、20年同美術館にて「I am a yellow」が収蔵されています。
近年は、20年上野の森美術館にて「VOCA 奨励賞」を受賞、22年東京オペラシティ project Nにて個展を開催。また菅田将暉「ラストシーン」のCDジャケット Art coverに採用され、CASIO「G-SHOCK 2100シリーズ」PRに出演。代表作にマイケル・ジャクソンやデヴィッド・ボウイなどのポップ・アイコンをモチーフにした「STAR シリーズ」、SNSに上がる世界各国の時事の出来事を描いた「Picture Diary」等の作品も発表しています。
主な展覧会に、23年 個展「Green and Red」GUCCI NAMIKI (銀座)、22年「war is not over」void+、「OKETA COLLECTION: THE SIRIUS」スパイラルガーデン、「project N 85 水戸部七絵|I am not an Object」東京オペラシティ、21年「VOCA展2021」上野の森美術館、「Rock is Dead」biscuit gallery、20年「-Inside the Collectorʼs Vault,vol.1-解き放たれたコレクション展」WHAT、19年「I am yellow」Maki Fine Arts、2016年「APMoA, ARCH vol.18 DEPTH ‒ Dynamite Pigment -」愛知県美術館などがあり、着実に活躍の場を広げている注目の若手作家です。
冨安由真 / Yuma Tomiyasu
冨安由真 参考作品《Making All Things Equal》2019
冨安由真は1983 年広島生まれ、東京で育ち。
我々の日々の生活における現実と非現実の狭間を捉えることに関心を寄せて創作活動をおこなう作家です。科学によっては必ずしもすべて説明できないような人間の深層心理や不可視なものに対する知覚を鑑賞者に疑似的に体験させる作品を制作。大型インスタレーション作品では、そこに足を踏み入れた鑑賞者は、図らずも自分自身の無意識の世界と出会うかのような体験を得るように感じられます。
今回のフェアで冨安が出品するのは、アンティークのランプが明滅する作品です。日常生活の中で起こる不可解な現象や出来事を象徴し、心の不安をかきたてるかのように感じられるような本作は、いつもとは何か違う、言葉ではいい表せない「意識」を鑑賞者に再認識させる役割を果たすのかもしれません。
主な展覧会に個展「影にのぞむ」(原爆の図丸木美術館/2023)、「瀬戸内国際芸術祭2022」(豊島/2022)、個展「アペルト15 冨安由真 The Pale Horse」(金沢21世紀美術館/2021-22)、個展「漂泊する幻影」(KAAT 神奈川芸術劇場/2021)、個展「第12回 shiseido art egg:冨安由真展 くりかえしみるゆめ Obsessed With Dreams」(資生堂ギャラリー/2018)、個展「guest room 002 冨安由真:(不)在の部屋――隠れるものたちの気配」(北九州市立美術館/2018)など。主な受賞歴に第21回岡本太郎現代芸術賞 特別賞受賞(2018年)などがあります。
青山夢 / Yume Aoyama
青山夢《朝食を泳ぐサメ》シルク、アクリル絵具、糸 / 2023 / 91x91x10.5cm
1997年、茨城県生まれ。現代生活を神話学的思考で捉え、治癒と破壊を繰り返す人間と自然の共生について研究中。災いが起きても、境界なく入り混じる獣に興味を持ち、廃棄手前のさまざまな獣の皮膚や毛を素材に作品を制作している。
■Kiaf SEOUL
ART FRONT GALLERY [ブース B02]
会場
513, Yeongdong-daero, Gangnam-gu, Seoul
COEX 1F, Hall A&B, Grand Ballroom
日程
2023年9月6日
13:00 - 20:00 (VIP, Press Opening)
2023年9月7日
11:00 - 19:30 (VIP, Preview)
13:00 - 19:30 (General Admission)
2023年9月8日-9日
11:00 - 19:30 (VIP, Preview, General Admission)
2023年9月10日
11:00 - 17:00 (VIP, Preview, General Admission)
公式ウェブサイト