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"Survival Nature"@ GINZA TSUTAYA BOOKS, Tokyo
2021/11/12
この度、アートフロントギャラリーは銀座蔦屋書店 ATRIUMにて14人の作家の作品をお披露目することになりました。新作・近作を含め57点の平面・立体作品になります。
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「Survival Nature」、生命と自然を改めて見つめなおし、パンデミックも経験した今どのように人間が生き延びていくかをアートを通じて問い直す展示となります。レアンドロ・エルリッヒやクリストなど著名作家から若手まで多種多様な作風が一堂に会します。
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会期:2021年11月13日(土)~23日(火・祝)
会場:銀座蔦屋書店(GINZA SIX 6階 ATRIUM
<アーティスト>
⼤岩オスカール (おおいわ・オスカール)
1965年⽣まれ。NYを拠点とし、政治や社会批評的⽬線も含め、空想的でカラフルな平⾯を描く。⾦沢21世紀美術館にて個展(2018)、現在MOTでコロナ禍での⽣活を描いた隔離シリーズ展⽰中。
Christo (クリスト)
1935-2020年。建造物や⾃然を梱包するサイトスペシフィックなプロジェクトを⽣涯続けたパイオニア的巨匠。没後の今年、遂にパリの凱旋⾨をキャンバスで包んだ作品が実現、クリストのドローイングやエディションものに国内外の注⽬が集まっている。
Leandro Erlich (レアンドロ・エルリッヒ)
1973年⽣まれ。⾦沢では21世紀のプール作品をはじめ、新設のKAMU Kanazawa等⾒ることにより知覚を揺るがすようなイリュージョンを仕掛ける。森美術館個展(2018)、前橋の⽩井屋ホテルにも常設。
⻄咲知美 (にしざき・ともみ)
東京⽣まれ、2014年東京藝術⼤学⼤学院先端芸術表現科修了。美容と医療の狭間にあるような美しい器具を通じて、美に対する意識の社会的あり⽅を視覚化する気鋭の作家。
康夏奈 (こう・かな)
1975-2020年。⾝体を使って⼭や海を体験しながら⾊彩豊かな⾵景を描いてきた康。瀬⼾内国際芸術祭(2013)、MOTアニュアル(2014)などで注⽬され、没後東京都庭園美術館企画展(2020)、東京都現代美術館にて⼤型インスタレーション展⽰中。
春原直⼈ (すのはら・なおと)
1996年⽣まれ。登⼭体験やスケッチをもとに主に⼭岳⾵景を描き、墨や顔料などを⽤いながらも⽇本画の枠を超えようと⽴体作品など様々なアプローチを模索。⽇経⽇本画⼤賞展⼊選(2021)など最も旬な若⼿作家。
⽯⽥恵嗣 (いしだ・けいじ)
1975年⽣まれ。イギリスに留学し、50年代のイギリスの絵本や図鑑にヒントを得た、物語性の強い油彩で⾒る⼈を⽇常とは異次元の世界へと誘い出す。アートフロントギャラリーで初個展し、今後の活躍が期待される。
Adel Abdessemed (アデル・アブデスメッド)
1971年⽣まれ。アルジェリア出⾝でフランスを拠点に活動、故国から離れ政治・歴史・⽣と死など普遍的なテーマを扱うが多彩なメディアでウィットに富んだ作品。ヴェニスビエンナーレ(4回)、ポンピドーセンター個展等、⽇本では奥 能登芸術祭・妻有・森美術館開館展などで知られるようになった。
⾦⽒徹平 (かねうじ・てっぺい)
1978年⽣まれ。⽇常的なイメージを様々な素材を⽤いてコラージュ⾵に繋ぎ合わせることで現存の⽂脈を読み替える。ヨコハマトリエンナーレ(2020)、六本⽊アートナイト(2018)に参加。
鴻崎正武 (こうざき・まさたけ)
1972年⽣まれ。雲間に点在するキメラ⾵の動植物や未来の乗り物などが画⾯を埋め尽くす。代官⼭T-SITE Anjin café の壁画を制作(2011)、⽇経⽇本画⼤賞展⼊選(2021)。
⾓⽂平 (かど・ぶんぺい)
1978年⽣まれ。⽇常のありふれた事物の思いがけない組み合わせから新たな意味をひきだす、主にポップなイメージの作品が多い。第1回ccc AWARDS グランプリ受賞(2013)。
原⽥郁 (はらだ・いく)
1982年⽣まれ。コンピューター上の3D仮想空間を現実の絵画として描き出し、現実世界と仮想空間が⼊れ⼦構造となっている作品が多く、鑑賞者に⼆つの世界を往来するようなイメージを提⽰する。
藤堂(とうどう)
1969年⽣まれ。欧⽶や⽇本の⽯を切断し、切断⾯に積層ガラスを挿⼊、磨き上げた作品で知られる。最近は都市の⽡礫も作品化。東京、京都、台北などのホテルにコレクション多数。
Eko Nugroho (エコ・ヌグロホ)
1977年⽣まれ。インドネシアを代表するアーティスト。広い社会的視点に⽴った平⾯や⽴体等を制作。2019年瀬⼾内国際芸術祭に招待され、空き家でインスタレーションを⾏った。